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凸版印刷は、UQ WiMAXの通信モジュールを内蔵し、FeliCaのリーダーライターも接続できる「次世代ネットワーク型デジタルサイネージ端末」を開発した。2009年度中に1000台の採用を目指す。 今回開発された「次世代ネットワーク型デジタルサイネージ端末」は、店頭に設置して商品紹介情報を表示する端末。UQコミュニケーションズのデータ通信サービス「UQ WiMAX」対応の通信モジュールを内蔵しており、時間帯や季節、地域、客層にあわせた情報配信や、公共交通機関に設置して施設案内や運行情報などタイムリーなコンテンツの配信などが可能となっている。 7インチ、800×480ドットのタッチパネルディスプレイを装備し、CPUはインテルのAtomプロセッサーとなる。512MBの内蔵メモリのほか、システム用ストレージとしてコンパクトフラッシュを、コンテンツ用ストレージとしてSDカードが利用できる。OSはWindows XP EmbeddedかLinux。ステレオスピーカー2つやステレオミニジャック、ExpressCardスロット、USBポート2つ、LANポート（100BASE-TX）を搭載する。大きさは約229×115×64mm、重さは約900g（メモリカード等含まず）。オプションとしてFeliCaリーダーライターを装着でき、おサイフケータイをかざして、ポイント付与やクーポン配信といった使い方もできる。 同社では2009年度中に30社、1000台の採用、売上1億円を、3年後の2011年度には、200社/1万台、売上12億円を目指す。
■ ＵＲＬ 凸版印刷 http://www.toppan.co.jp/ （関口 聖） 2009/06/08 18:41 | ||||||
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