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60代以上の男女、携帯電話の初心者をターゲットとした簡単ケータイ。メインディスプレイは約2.8インチ、240×400ドット（ワイドQVGA）、26万色表示のモバイルASV液晶を搭載。サブディスプレイは約1.4インチ、96×96 ドットのモノクロFSTN液晶を採用する。周囲の明るさを感知する「自動明るさ調整」機能が用意される。 画面には「でか文字」の表示が可能で、サブディスプレイはバックライト消灯後も視認できる。「でか機能」として、「でか時計」「でかピクト「でか受話音」「でか着信音」「でかバイブ」「でか着信ランプ」に加えて、「でかアラーム音」や「でかメニュー「でかストラップホール」などが追加される。 使いやすさへの配慮として、方向キーや数字キーを含む全てのキーを独立させたデザインとなっている。電源ボタンは誤操作防止するスライド式の専用スイッチを採用しており、長押し操作なしで利用できる。説明スタッフによれば、携帯電話教室などを開催する中で、シニア層のユーザーにとって長押し操作が困難であることがわかったという。一般的な携帯電話と同様に終話キーと電源OFFキーの併用型とすると、終話の際に誤って電源OFFしてしまう場合があるため、独立した電源スイッチを用意したとのこと。メインディスプレイ下部には、短縮ダイヤル用に3つのボタンが用意されている。 カメラ機能は、オートフォーカス機能付きの197万画素CMOSカメラを装備する。サブディスプレイ側のパネルに搭載されており、端末を持つ手がレンズ部にかからないよう配慮されている。外部メモリカードは最大16GBのmicroSDHCカードに対応する。本体データフォルダ容量は約100MB。 また、次の操作をキーが光って案内する「光で操作ナビ」が搭載される。これは3つのソフトウェアキーが青、緑、赤に色分けされており、対応するハードウェアキーが同じ色で光るというもの。「K003」はディスプレイ下部にワンタッチキーを搭載しているため、操作する際に混乱しないよう配慮したという。 新たに機能の設定画面を音声で呼び出せる音声認識機能が用意された。端末側面部には、音声読み上げ機能も用意されており、押下するとディスプレイに表示されている文字を読み上げる。文字入力の方法が学べる「文字入力練習」機能も利用可能で、操作に不慣れなユーザーへの工夫が見られる。 音声関連では、周囲の騒音を低減し通話相手にはっきり声が伝えられる機能「ノイズキャンセル」や、相手の声がゆっくり聞こえるようになる「ゆっくり通話（仮称）」、聞き取りにくい高音を聞きやすくする「はっきり通話」といった機能も用意される。 さらに、歩数計機能や「ケータイ！健康録」といった機能も搭載される。歩数の管理だけでなく、消費カロリー相当の食べ物のイラストを表示したり、歩行距離応じて東海道五十三次をたどる待受画面などが表示したりできる。 auの新サービスでは、au Smart SportsのFitness、Golfをサポートする。EZニュースEX、Wi-Fi WIN、クイックアクセスメニュー、LISMO Music＆Video、ワンセグ、おサイフケータイ、Bluetooth、グローバルパスポートは非対応。EZブック、EZナビウォーク、デコレーションメール、赤外線通信は利用できる。文字入力はiWnnとなる。 端末プラットフォームは旧プラットフォームである「KCP」を採用する。連続待受時間および連続通話時間は現時点では公開されていない。大きさは約50×106×16.9（最厚部18.3）mmで、重さは約122g（どちらも暫定値）。ボディカラーはホワイト、ゴールド、ピンク、カーキの4色。
■ フォトギャラリー                        ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/0525/ （津田 啓夢, 太田 亮三） 2009/05/25 11:22 | ||||||||||||
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