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じぶん銀行は、5月21日より外貨預金サービスの提供を開始した。普通預金口座があれば、携帯電話からすぐに外貨預金口座を開設できる。
今回のサービスが利用できるのは、じぶん銀行の円普通預金口座を持つ20歳以上のユーザー。手数料は、米ドルやユーロの場合は1回25銭、豪ドルは1回50銭となる。取扱時間は月曜7時~土曜7時(米国東海岸がサマータイムの時期は土曜6時まで)。あらかじめ、指定した為替レートになると通知してくれる「ターゲットメール」機能も用意され、通知を受けてそのまま携帯電話で外貨取引することもできる。金融商品取引法で求められる説明は、ユーザーに書面で通知される。
外貨預金は、米ドルや欧州ユーロなど海外の通貨で預金できるサービス。預ける際には円→外貨に、引き出す際は外貨→円に両替する形となり、その時々の為替レートが反映され、預け入れ時よりも円安になっていれば差益が出るものの、円高になれば差損となり、場合によっては元本割れすることもある。預け入れと引き出しを行う際には、手数料がかかることが一般的。また預金保証制度の対象外でもある。同行のWebサイトによれば、1ドル89.12円のときに1000円を米ドル普通預金で預けると、11.22ドルに換算される。預け入れた米ドルを円に戻すとき、1ドル103円というレートであれば11.22ドルからの払戻額は1155円となるが、1ドル80円であれば897円となる。
KDDIと三菱東京UFJ銀行によって設立されたじぶん銀行は、個人向け金融サービスを提供しており、既に50万口座が開設されている。auユーザー同士であれば、電話番号を宛先として送金できる機能が利用できるほか、ローンサービス(じぶんローン)なども提供されている。同行では、「携帯電話で完結する外貨預金サービスは、当行が初めて」としており、他の金融機関にはないサービスとしている。
■ URL
ニュースリリース(PDF形式)
http://www.jibunbank.co.jp/pc/news/pdf/2009/news_20090521.pdf
サービス案内
http://www.jibunbank.co.jp/pc/guidance/service/foreign_deposit/
(関口 聖)
2009/05/21 15:26
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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