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端末が縦横に開閉するWオープンスタイルを採用しており、横開きの場合は、方向キーや数字キーの印字も横画面用に切り替わる「2WAYキー」が採用されている。切り替えは端末の開閉動作に応じて内部のシートがスライドする方式。横画面ではキー操作をしやすいように十字キーやボタンの色を変えている。数字キーの端には、ウィジェット一覧ボタンが配されている。 メインディスプレイは3.1インチのフルワイドVGA液晶を搭載。VIERAで培った高画質技術「モバイルPEAKSプロセッサー」により、コントラスト比10000:1の映像表現を実現。また前機種の「930P」の約1.2倍の色再現性も実現しており、ワンセグ映像やカメラの画質がより鮮やかになっている。 「モバイルWスピード」も性能がアップ。ワンセグ視聴時には、毎秒15フレームの映像を毎秒60フレームに変換するため、さらになめらか映像を楽しめる。また、フレームコントロール処理によって1600万発色相当を実現している。 メインカメラは810万画素のCMOSカメラを搭載。パナソニック製デジタルカメラでもおなじみのシーン認識機能「おまかせiA（インテリジェントオート）」により、カメラを向けるだけで顔、風景、接写、夜景など、被写体に応じて5つのシーンを自動判定する。このため、誰でも最適な設定で撮影できる。撮影時に選択されているモードは画面上部に赤いアイコンで表示される。なお、顔認識は最大5名まで。 サブディプレイは2インチのQVGAサイズの高精細カラー液晶で、カメラ撮影時には本体を閉じた状態でファインダー代わりにできるほか、ヨコ開きでは自分撮りも可能。最大ISO感度は1600相当で、6軸手ブレ補正や高輝度LEDフラッシュにより、暗い場所や動きのある被写体の撮影をサポートする。このほか、サブカメラとして33万画素のCMOSカメラも搭載されている。メモリカードは最大16GBのmicroSDHCカードに対応する。 横画面ではメールやワンセグ、ウェブ閲覧のほか、ゲームも楽しめる。ヨコ画面対応のゲームとして、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」など4タイトルをプリセットされている。 通信はHSDPA（下り最大7.2Mbps）方式に対応し、「世界対応ケータイ」をサポート。このほか、赤外線通信、Bluetooth、GPSが利用できる。ワンセグやおサイフケータイ、フルブラウザ、ウィジェット、最大10MBの「ハイスペック動画」、きせかえアレンジ、着うたフルなどに対応する。文字フォントもメーカーサイトからダウンロードして追加できる。発売日に合わせて公開され、10種類がダウンロードできるようになる予定。 ダブルナンバーや着デコ、S!ともだち状況、PCメールなどには非対応となる。 大きさは約50×108×18.5mmで、重さは約128g。連続待受時間は約650時間、連続通話時間は約220分（いずれも3G）。ワンセグの連続視聴時間は、モバイルWスピードONで約3.7時間、ECOモードで約6.3時間。ボディカラーはブラック、ピンク、ホワイトの3色展開。
                             ■ ＵＲＬ 製品プレスリリース http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20090519_08/page_08.html （津田 啓夢, すずまり） 2009/05/19 10:25 | ||||||||
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