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ルネサス テクノロジは、フルハイビジョン（フルHD、1920×1080ピクセル）サイズの動画録画や再生に対応した携帯電話向けアプリケーションプロセッサ「SH-MobileHD1」を製品化した。23日からサンプル出荷を開始する。 「SH-MobileHD1」は、フルHDサイズの動画像処理に対応した携帯向けアプリケーションプロセッサ。同社の従来製品と比べ、最大動作周波数が500MHzと約2倍になり、動画像処理部は約6倍に性能がアップしている。H.264/MPEG-4 AVCの動画を30fpsで録画・再生できる。カメラモジュールからの入力インターフェイスでは、標準規格のMIPI（Mobile Industry Processor Interface）-CSI2を搭載する。電源管理の強化や、音声処理専用DSP×2を搭載しており、低消費電力化が図られている。 このほか、AV機器間を接続する「HDMI」用のチップとの接続インターフェイスも用意されており、携帯電話を液晶テレビなどに接続してフルHDサイズの動画像を出力できる。SDメモリカードや無線LANモジュールにも接続できるほか、MPEG2-TS（Transport System）とMP4フォーマットを同期させながら合成できる。 大きさは10×11×1.4mm、価格は1個4000円（1万個ロット）となる。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://japan.renesas.com/fmwk.jsp?cnt=press_release20090423.htm&fp=/company_info/news_and_events/press_releases （関口 聖） 2009/04/23 12:29 | ||||||
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