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NTTドコモは、1台で2つの電話番号・メールアドレスを利用できる「2in1」で一部の交換機の設定ミスにより、サービスが正常に提供できていなかったとして、料金を返還することを明らかにした。
今回明らかになった不具合のうち、1つはF-03Aユーザーだけに影響するもの。F-03Aで2in1を利用している場合、F-03AのBナンバーに電話がかかってきたにも関わらず、Aナンバーに着信があったように表示されていた。原因は一部交換機の設定ミスで、事象が発生していたのは2月4日10時~2月6日11時8分の約2日間となる。
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F-03Aユーザーに発生する事象のイメージ
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また、「2in1」のBナンバー着信時に留守番電話へ繋がる場合、Bナンバーの留守番電話ではなくAナンバーの留守番電話に接続され、録音されてしまうという事象や、着信通知機能・ローミング着信通知SMSで、Bナンバーへの着信にも関わらず、Aナンバーへ通知されてしまうという事象も明らかにされている。これらの事象は、2月18日7時~2月26日17時4分まで発生しており、期間中に「2in1」を新規契約したり、既存「2in1」ユーザーがプラン変更したりした場合、対象となる。
ドコモでは、利用記録に基づき、対象ユーザーへ4月分の請求書で返金する。F-03Aだけに発生する事象(276回線)では返金額が約9万1000円、2つめの事象で留守番電話へ録音したユーザー(482回線)では約1万2000円、留守番電話を再生したユーザー(466回線)には約4万6000円が返金される。これらの事象は、他社の固定電話や携帯電話、PHSからかかってきた電話でも発生する可能性があり、ドコモでは他社ユーザーへの返金も検討しているが、実際に返金を行うのは他社になるため、「ドコモからは他社が返金を行うかどうかコメントする立場にない」と説明している。
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留守電関連の事象のイメージ
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着信通知関連事象のイメージ
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■ URL
ドコモからのお知らせ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/090324_00.html
(関口 聖)
2009/03/24 16:55
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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