新生AOLジャパンの役員は7人で、うちCEOを含む3名が筆頭株主であるドコモから、COOを含む3名がAOLからという構成になる見込み。ドコモは、AOLジャパンをできるだけ早く黒字化し、早期にIPOを目指したいとしている。
発表会には、NTTドコモ社長の立川敬ニ氏、AOL社長のマイケル・リントン氏、三井物産副社長の島田精一氏が出席。立川氏は「今回の提携はドコモの海外戦略の一環として、重要な役割を果たすだろう」として、まずドコモとAOLジャパンによるモバイル環境と固定網でのシームレスなサービスを日本で開始、その成果を足がかりに海外展開するとの方針を示した。今後両社によって提供する、移動通信網と固定網のシームレスなサービスをドコモは『FMC(Fixed Mobile Convergence)』と呼んでいる。