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サービス「ドコモコミュニティ」を3月2日より開始する。利用料は無料だが、同社ではパケット通信料定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」の利用を推奨している。 「ドコモコミュニティ」は、家族や友人など、身近な人とコミュケーションできるサービス。いわゆるSNS（ソーシャルネットワークサービス）とほぼ同等の機能が用意されているが、他のユーザーを検索する機能がなく、iモードメールのメールアドレスを知っている相手のみ、自分の知人リストに登録できる。登録時には、サイト上から相手のiモードメールのメールアドレスを入力して、招待するだけ。既に登録している相手を招待する場合でも、招待相手のコミュニティに加わるため、登録の手続きすることになる。 プロフィールの作成・公開と公開範囲の設定が可能で、「自分だけ」「友達・（家族含む）まで」「友達の友達まで」で公開レベルを選択できる。日記やアルバムも作成でき、アルバムには、写真や動画をメール添付でアップロードできる。それ以外のデータのアップロードはできない。 ユーザーが利用できる容量は最大10MB。10MBに達すると、自動的なデータ削除は行われず、ユーザー自身が削除するデータを選び、領域を確保することになる。また、ドコモコミュニティに3カ月以上アクセスがなければ、全てのデータが削除される。ただし、他のユーザーがアクセスしている場合は、そのデータは保持されるとのことで、「自分は3カ月見ていないが、家族は毎日自分のデータを見ている」といった場合は、データは消えないが、誰も3カ月見ていない状態が続けば、データは全て削除される。
このほか、他のユーザーに質問できるアンケート機能や、サークルの作成・公開機能も用意されている。サークル機能は、掲示板が用意されるほか、アルバムやスケジュール、アンケートを共有できる。スケジュール作成・公開も可能で、予定を公開したり、メールで相手に通知することもできる。 利用できるのはiモード端末のみ（NM706i、NM705i、NM850iG、2701、2102V、2051、2101V、2002、2001の各シリーズを除く）。他社の携帯電話やパソコンからは利用できない。今夏を目処に機能拡張し、ドコモコミュニティユーザーは、ドコモユーザーの会員サイト「My DoCoMo」のID・パスワードを用いて、パソコンからも利用できるようになる予定。また、当初は、iモードフィルタやキッズiモードフィルタの制限対象となり、フィルタリングサービスを利用するユーザーはアクセスできない。ドコモでは、EMA（モバイルコンテンツ審査・運用監視機構）の審査を受ける方針だが、EMAに審査申請するには、3カ月以上の運営実績が必要とのことで、申請は6月以降になる見込み。 ドコモでは、「ドコモコミュニティは、家族を中心に、身近な人たちとコミュニケーションしたいというニーズが見えてきたことから提供することになった。既存のSNSは、共通の趣味などを通じて交流することをコンセプトに掲げていると思うが、ドコモコミュニティは、家族同士の交流を促進することをコンセプトとしている」と説明してる。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090223_00.html （関口 聖） 2009/02/23 15:59 | ||||||
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