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今回試験提供が開始される「ココde検索」は、携帯電話の位置情報や指定した地域名に基づいて、関連するWebサイトを検索できるというもの。これまでも、独自に構築した店舗・スポットのデータベースによる地域検索やスポット情報といった、指定地域周辺の情報を検索するサービスは各社から提供されているが、「ココde検索」では一般のWebサイトやブログ、「教えて！goo」のページを対象にしているのが特徴。これにより、フリーキーワードを柔軟に指定でき、例えば現在地情報に加えて「行列」「名物」「うわさ」「夜景」などといったキーワードで検索を行い、現在地周辺で行列ができたと話題になった店舗や、ブログで紹介されているといった口コミ情報を探すことができる。 「ココde検索」では、フリーキーワードに続いて位置情報を送信することで利用できる。iモードの場合はiエリア、EZwebはGPS、Yahoo!ケータイはGPSか基地局情報のいずれかを利用する。ウィルコムは非対応。現在地以外の場所を検索するための、地域名を入力する欄も用意されている。なお、店舗リストなど地域検索専用のデータベースを構築しているわけではなく、検索結果は、通常の検索結果を地名などの位置情報で絞り込んだ形となる。このため検索結果では必ずしも目的地の詳細が表示されるわけではない。 技術的には、NTTサイバーソリューション研究所の「地理文書検索ランキング技術」と、「概要文生成技術」が使用されている。地理文書検索ランキング技術はWebサイトの情報から地名などを抽出し、広範囲な地域名、具体的な地名といった、地名が示す範囲に基づいた順序づけを行う。「概要文生成技術」では、検索結果に表示する概要文の中で、該当した地域名を表示するようにする。
なお、同サービスはユーザーからのフィードバックも受け付けるほか、パソコン向けにも提供される予定となっている。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://help.goo.ne.jp/info/detail/1274/ モバイルgoo案内ページ http://mobile.goo.ne.jp/ （太田 亮三） 2009/02/12 18:56 | ||||||||||||
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