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松下電器産業と松下産業機器は、NTTドコモグループの協力を得て、iモード端末に接続して使用できるバーコードリーダ「ZE-86Mシリーズ」を5月30日より出荷する。
ZE-86Mは、通信販売や訪問販売、物流管理などの業務用途向けに開発されたバーコードリーダ。価格はオープンプライスで、納入数量や構築するシステムの規模により異なってくるが、概ね1台につき3~4万円程度で提供される。
大きさは名刺大で重さは90g(電池含む)。最大読み取り幅は62mmで、JAN、EAN、UPC、NW7、ITF、STF、Code39、Code93、Code128などの規格をサポート。単4電池2本で動作する。iモード端末には付属のケーブルで接続する。
仕組みとしてはiモード端末の外付けキーボード「iボード」と同じインターフェイスを利用しており、バーコードを読み取って対応する文字列に変換し、それをiモード端末の入力フィールドに自動的にを入力する、といった使い方となる。最大500件までのメモリー機能が搭載されており、iモード圏外でもバーコードの読み取りが可能となっている。
なお、正式にサポートされている端末は、P502i、P503i、P503iS、P209iSのパナソニック製のiモード端末のみとなるが、ドコモからの情報開示があれば、他の端末への対応も可能だという。
・ ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010515-3/jn010515-3.html
(湯野 康隆)
2001/05/15 18:53
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