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慶應義塾大学経済学部武山研究室と森ビル アカデミーヒルズ事業部、ソフトバンクテレコム、エイビットは、携帯電話のワンセグ機能を利用したエリア限定型情報配信サービス「エリア・ワンセグ」の実験を開始した。
ワンセグの伝送方式であるISDB-T規格は、数m程度の小規模エリアに情報配信が可能となっている。微弱電波を利用することで、免許不要でワンセグ対応機器に情報配信できる。
「エリア・ワンセグ」はこうした機能をを利用し、「アカデミーヒルズ六本木ライブラリー」内に設置された小型のワンセグ送信機から利用者の携帯電話に情報を配信する。
同ライブラリーでは、興味や関心別に会員コミュニティを作り、書棚において活動の紹介や推薦図書を展示している。今回の実験では、会員コミュニティが動画とデータ放送を作成。書棚にワンセグ対応端末を近づけると情報が得られる。
「エリア・ワンセグ」の実験は、慶應大武山研究室の研究活動の一環として、アカデミーヒルズなどの協力を得て行われる。ソフトバンクテレコムとエイビットが実験用の機材と、コンテンツ編集ツールを提供している。実験期間は1月19日~2月14日。
なお、六本木ライブラリーは会員制施設となる。一般ユーザーは、無料見学会や平日のワンデイ利用チケットで入場できる。
■ URL
実験概要
http://keglab.jp/2008/cat18/
(津田 啓夢)
2009/02/03 17:30
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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