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ソフトバンク孫氏、「ケータイで楽しめる世界を作る」
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東京・有楽町の東京国際フォーラムで29日、ソフトバンクモバイルの2009年春モデル発表会が行われた。新機種の発表会は、報道関係者やアナリストを対象に行われることが通例だが、今回は一般ユーザー3500名を招待。吉本興業に所属する芸人が登場し、新機種が紹介された。
登場した芸人は、エド・はるみ、キングコング、品川庄司、世界のナベアツ、フットボールアワー、ライセンス、ロバート、ロンドンブーツ1号2号。発表会はロンドンブーツ1号2号が司会を担当し、孫正義社長が同席しつつ、ケータイ好きな“ケータイ芸人”に扮して漫才のような形で笑いを混ぜながら新機種の特徴を紹介していった。
トップバッターのキングコングが「930CA」を紹介し、次いで品川庄司が「930P」のプレゼンを行った。最近は“家電芸人”と活躍する品川がパナソニック製の“VIERAケータイ”であることを力強くアピールしたほか、プリセットコンテンツの「逆襲のシャア」を紹介して、周囲の芸人から突っ込みを入れられつつ、「ガンダムの良さを紹介することで、このケータイの良さが伝わる」と強弁。また、縦・横でキー印字の向きが切り替わる「2WAYキー」は、各芸人の驚きを誘っていた。
このほか、ライセンスが「830N」、エド・はるみが「831P」、ロバートが「831SH」、フットボールアワーが「731SC」を担当。フラッグシップモデルの「932SH」は、世界のナベアツが担当し、楽屋にあったというお菓子を使いながら「932SHは、ハッピーターン2枚より薄い」「サイクロイドの段差はお子様にとって危険だったが、今回スリムになって安全になった」などと説明して、来場者の笑いを誘っていた。
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2WAYキーを紹介する品川庄司
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「ハッピーターン2枚より薄い」と932SHをアピールする世界のナベアツ
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■ コンテンツ重視の姿勢をアピール
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孫氏はコンテンツ重視の姿勢を示す
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冒頭、挨拶を行った孫氏は「各社が新機種発表会を行っているが、一般ユーザーを招いたのはおそらく今回が史上初。また吉本興業所属のお笑い芸人が紹介するという、全く新しい試み」と語った。
芸人が新機種を紹介するという形態については、社内で議論を重ねたものの、最後は「いってまえ」(孫氏)と鶴の一声で決まったという。
今回の発表会で孫氏は、「昨年は『ケータイがインターネットマシンになる』と言ったが、今年はそれが一体どう進化するのか、ケータイで一体何を楽しむのか。そこで、我々は“より楽しい世界を作りたい”“全く新しいケータイの楽しみ方を目指したい”と考えた」と説明した。
あわせて発表した「コンテンツ得パック」や、発表会終盤で明らかにされた「S-1バトル」の開催は、どちらも携帯電話でコンテンツを利用するというスタイルの拡大を目指すもの。孫氏が今回アピールした内容は、ハード面を強調することとが多かった過去の発表会とは少々異なり、ソフトパワーへシフトした形となった。
発表会終了後、取材陣に囲まれた孫氏は、イー・モバイルから月額780円のプランが発表されたことを尋ねられると「イー・モバイルと比べ、当社は月月割という形で、端末価格の割引がある」と回答し、コスト面での優位性は揺らいでいないとの認識を示した。
■ フォトギャラリー
■ URL
ソフトバンクモバイル
http://www.softbankmobile.co.jp/
■ 関連記事
・ ソフトバンク、2009年春モデル9機種を発表
(関口 聖)
2009/01/29 19:56
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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