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「CA001」は、au初のタッチパネル液晶を搭載したカシオ計算機製のCDMA 1X WIN端末。発売時期は2月上旬を予定している。オープン価格の製品だが、シンプルコース契約時の新規購入価格は4万円台後半となる見込み。
回転2軸式ヒンジを採用したモデルで、ディスプレイ側を表にして折りたたんだビュースタイルにおいて、「Run&Walk」や「LISMO Video」、ワンセグ、カメラ機能などを指先でタッチ操作できる。またモーションセンサーを内蔵しているので、端末を持つ向きによって画面表示の縦・横を自動的に切り替えてくれる
ただし端末上に実装されたすべての機能がタッチ操作できるわけではなく、ビュースタイルから呼び出せる機能のみ、タッチ操作に対応する。例えばメール作成などをはじめとした文字入力、着信メロディの選択などを行う設定メニュー類は、オープンスタイル(ディスプレイを裏返さない、一般的な端末オープン状態)にした上で通常どおりボタン操作する仕組み。またオープンスタイルでは基本的にタッチ操作に対応しておらず、ごく一般的な折りたたみ式端末として動作。タッチパネルをあくまでも補助的な機能にとどめている点がCA001の大きな特徴となっている。
ビュースタイルでのカメラ撮影、ワンセグ視聴画面などは、タッチ可能な部分があらかじめ大きくデザインされており、指先で直感的に操作できる。また、ヤマハの楽器エンジン「Mofiano」を搭載した楽器演奏アプリ「Touch Session」もタッチやシェイク操作に対応。画面上に表示された鍵盤をたたくピアノ、そのほかギター、ドラムなど複数の楽器が演奏ができる。
一方、フルブラウザなどは従来通りのボタン操作風インターフェイスとなっているが、画面をタッチすると、方向キーや決定キーを模した操作パネルが透かしで表示される。このパネルにタッチすることでカーソルの移動やページスクロールなどを行う独特の仕組みになっている。
メインディスプレイは、約3.1インチ、最大約26万色表示のIPS液晶で、フルワイドVGA(480×854ドット)表示が可能。サブディスプレイは17×7ドットのLED(1色)タイプ。なお端末の開発プラットフォームは「KCP+」を採用した。海外での通話・通信を可能にする「グローバルパスポートCDMA」にも対応。
本体背面にはAF/手ブレ補正付きの500万画素CMOSカメラを内蔵。顔検出オートフォーカス機能が利用できる。microSDカードスロットを装備しており、最大2GBの外部メモリが利用できる。データフォルダ容量は約500MBで、BREWフォルダと共有する。
また春モデルとしては唯一、カロリーカウンター(歩数計機能)を搭載。エクササイズ支援ソフト「au Smart Sports Run&Walk」との連携が可能だ。歩数は待受画面でも確認可能で、カシオ製端末でおなじみのキャラクター「アデリーペンギン」が累積歩数に応じてさまざまなアクションをとる要素も盛り込まれているという。
このほかBluetoothや赤外線通信、おサイフケータイ、au one ガジェットに対応。ワンセグは本体背面の伸縮式アンテナを伸ばして視聴できる。デジタル大辞泉など10種類の電子辞書も利用可能。着うたフルプラス、デコレーションアニメ、EZナビウォーク(シンプルモードおよびフルモード対応)などの新サービスもサポートする。
本体サイズは約50×109×17.8mm(最厚部19.6mm)で、重さは約122g。国内使用時の連続待受時間は約260時間(カロリーカウンターON時は250時間)、連続通話時間(国内)約220分。ボディカラーはイエロー、ホワイト、ブラウン。
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イエロー
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ホワイト
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ブラウン
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背面
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■フォトギャラリー
■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/0129/
製品情報(au)
http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/kishu/ca001/
製品情報(カシオ)
http://k-tai.casio.jp/products/ca001/
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(津田 啓夢, 森田秀一)
2009/01/29 10:56
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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