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カシオ計算機製「930CA」は、809万画素カメラを搭載するスライド型のEXILIMケータイ。開発元はカシオ日立モバイルコミュニケーションズで、カシオ初の「9」シリーズ端末となる。2月中旬以降発売予定。
カシオ計算機としては初めて、スライドデザインを採用している。ディスプレイの下には、本体を閉じているときに各種操作をするための3つのキーを搭載するが、カーソルキーなどはディスプレイ側には搭載せず、数字キーなどと同じ側に搭載する。閉じているときは、ディスプレイ下の3つのキーがカーソルキーと決定キーに、左側面のキーがクリアキーとなり、閉じているとき専用のメニューを操作できるようになっている。
カシオのデジタルカメラブランド「EXILIM」の名前を冠しており、カメラ機能が重視されている。カメラは、オートフォーカス対応の809万画素のCMOS。カメラのハードウェアは、auのEXILIMケータイW63CAとほぼ同等。カメラの画角は広角28mmレンズ。側面のシャッターキー半押しなどによるフォーカスロック機能もある。
このほか、手ぶれ補正や顔検出、オートモードセレクトなどに対応。830CAに引き続き、撮影した顔を自動補正する「美撮り」機能を搭載する。ただし美撮りモードはフォト・ムービーに並ぶカメラのモードの1つという扱いとなっており、撮影できる解像度にも制限が設けられている。撮影した画像をソーシャルネットワークサービスなどへアップロードするためのメールを簡単に作成できる「ブログアップロード機能」も用意する。撮影照明のLEDも6素子のものとなっている。
撮影設定がオートモードセレクトになっていると、半押ししてから撮影したとき、撮影後の画像に最適な画像補整が自動で行われる。一方、半押しせずに一気にシャッターを押し込んで撮影すると、オートモードセレクトによる画像補整処理はスキップされ、バックグラウンドで画像をメモリに書き込む作業に移行し、連続的に次の写真を撮ることができる速写モードとなる。速写モードでも解像度の制限などはなく、フォーカスや露出補正も行われる。速写モードと通常モードとの違いは、撮影後の画像に対する補正処理の有無となる。
側面にカメラ機能とビューアー機能それぞれ起動専用キーがあり、カメラについては、このキーによって約1秒(0.99秒)で起動するとしている。ビューアーとしても、高解像度画像を高速閲覧できる「スナップビューア」を搭載している。
ディスプレイは3インチのワイドVGA(480×854)液晶。最大8GBまでのmicroSDHCカードに対応する。主な対応機能・サービスは、ワンセグや音楽再生、おサイフケータイ、赤外線通信、国際ローミング(3Gのみ)、HSPDA(下り最大7.2Mbps)、3Gお天気アイコン、PCサイトブラウザなど。PCメールやGPS、Bluetooth、きせかえアレンジ、モバイルウィジェットには非対応となる。
大きさは約50×112×16.5mm、重さは約138g。連続通話時間は約215分、連続待受時間は540時間。ボディカラーはレッド、ブラック、ホワイト、ピンクの4色。
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ピンク
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レッド
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■フォトギャラリー
■ URL
プレスリリース
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20090129_03/page_03.html
(関口 聖, 白根 雅彦)
2009/01/29 14:53
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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