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宗像氏は、WiMAXサービスについて「2月から東京・川崎・横浜エリアで試験サービスを開始する」と予定通りに進んでいることを明らかにした。宗像氏はまた、「モバイルインターネットにおいて、重要になるのは高速接続が可能な端末。Centrinoテクノロジー、モバイルインターネット端末、高速ワイヤレス網によって、いつでもどこでも高速インターネットが使えるようになることで、新しい利用が創出されるものと大変楽しみにしている。日本でもぜひWiMAXを成功させたい」とWiMAXサービス開始への意気込みを語った。 UQコミュニケーションズが開始するWiMAXサービスについては、予定通り2月から東京・川崎・横浜エリアで利用料無料で試験サービスの提供を開始する見込み。現在月100局程度のペースで基地局を設置しており、7月までには東京・川崎・横浜エリアで1000局程度まで基地局を増やすという。また、料金については、すでにUQコミュニケーションズがMVNO向けの卸価格は「月額3465円が上限」と表明している通り、現状の3Gによるデータ通信サービスよりも安価に提供できる見通しだという。 宗像氏は説明会の最後に、「世界的に厳しい経済状況にあるが、まさにこのような状況だからこそ、将来の役に立つ技術や製品を開発、提供していきたい。そのためにも、技術開発投資は継続していく。WiMAXや、IPを利用したヘルスケアなどさまざまな分野への新しい取り組みも始めており、人々の仕事や生活をさらに豊かにできるように努力していきたい」として、厳しい状況でも開発投資を継続し、新規事業への取り組みも積極的に行っていく姿勢を強調した。 インテルの2008年通期決算は、売上高376億ドル、粗利益率は55％、営業利益90億ドル、純利益53億ドル。「経済状況が不透明で見通しが困難」なことから2009年第1四半期の売上げ予測は明らかにしていないが、社内の目安として、70億ドル程度の売上げを見込んでいる。 2009年も研究開発費に約54億ドルを投資し、総費用は約104～106億ドルとなる見込み。設備投資も前年並みもしくは微減程度で大幅に減らす予定はないとしている。 なお、今回の決算については、米国太平洋時間で16日14:30（日本時間で17日7:30）より米IntelのInvester Relationsサイトでウェブキャストによる説明を行い、その内容は同サイトで再生できるほか、MP3でのダウンロードも用意する予定だ。 ■ ＵＲＬ インテル http://www.intel.co.jp/ UQコミュニケーションズ http://www.uqcommunications.jp/ 米Intel Invester Relationsサイト（英文） http://www.intc.com/ ■ 関連記事 ・ UQとウィルコム、サービス開始に向け端末の包括免許取得 ・ UQ、JR東海の新幹線車内で公衆無線LANサービス提供 ・ UQ、WiMAXサービスのMVNO向け料金や今後の予定を説明 （工藤 ひろえ） 2009/01/16 18:30 | ||||||
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