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東京海上・オムロン、共同で自動車盗難防止システムを開発
東京海上火災とオムロンは、自動車盗難防止システムを共同開発した。今年6月より試験を開始し、来年前半までにコンシューマー向けサービスとしての商品化を見込んでいる。
今回開発されたシステムは、自動車に通信機能と位置検索機能、各種センサを持つ端末機を搭載し、それを使って自動車の盗難を防止するというもの。同様のサービスとしてはセコムの「ココセコム」などがあるが、ココセコムでは移動機の位置情報検索がメイン用途であるのに対し、オムロンらが開発したシステムには、自動車のドアの状況を報告したり、エンジンをリモート制御するなど、より細かい機能が搭載されている。
開発中のシステムでは、GPS機能とDoPa通信機能内蔵の専用端末を自動車側に搭載する。専用端末には各種センサが搭載されており、ドアやエンジンに異常があると、自動で「M2Mセンター」に通報する。M2Mセンターは専用端末からの通報を受け、ユーザーの携帯電話にメールで異常を通知する。ここでユーザー自身が誤動作か盗難事故かを判断することで、誤通報を避けるようになっている。また、遠隔操作で自動車のハザードやホーン、エンジンを操作することが可能で、盗難後に位置情報を探るだけでなく、盗難自体を阻止できるようにもなっている。
東京海上火災では、端末価格を3万~4万円、サービス利用料金を月額1000円程度と見込んでいる。
なお同システムは、オムロンが昨年10月よりNTTドコモと野村総研の協力を得て進めている「M2M(マシン・ツー・マシン)」ビジネスの一環として開発されている。M2Mビジネスでは通信機能を持つ端末同士が自動通信することで、遠隔監視・制御を安価に行なうことを目的としている。今回オムロンと東京海上火災が開発したシステムでも、自動車に搭載する端末とユーザーの携帯電話を仲介するM2Mセンターは人間のオペレーターを使わない省人システムが採用されており、24時間安価で確実なサービスが提供できるとしている。
・ プレスリリース(東京海上火災)
http://www.tokiomarine.co.jp/j0201/html/010507.html
・ プレスリリース(オムロン)
http://www.omron.co.jp/press/2001/05o_car.html
(白根 雅彦)
2001/05/09 15:27
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