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NTTドコモは、携帯電話の基本料金を改定する。無料通話分が最大400円拡大されるほか、「おはなしプラスM」の通話料をプランAの1.4倍から1.3倍に引き下げる。また、「ボリュームディスカウント」「通話料いっかつ割引」「包括回線割引」の適用範囲をパケット通信料にも拡大する。適用はすべて6月1日から。
今回の料金改定は、月額料金は据え置きで無料通話分を拡大する実質値下げ。月額4500円のプランAは無料通話分が200円から600円に、月額3500円のプランBは400円から500円に、月額5900円のおはなしプラスLが3100円から3400円に、月額9100円のおはなしプラスBIGが6300円から6600円に、月額4500円の長得プランが200円から600円にそれぞれ改定される。月額4100円の「おはなしプラスM」については、通話料の倍率が引き下げられるため、無料通話分の変更はなく、1300円のままとなる。そのほかのプランについては倍率の変更はない。
また、月の通話料が5000円を超えると、支払額に応じて通話料が割引される「ボリュームディスカウント」、月額3000円で2回線以上の一括請求グループの通話料を割引く「通話料いっかつ割引」、50回線以上の契約で、かつ一括請求の場合に指定回線の通話料が5%割引かれる「包括回線割引」の3つのサービスについては、現行の割引対象は音声による通話料のみだが、6月1日以降は、パケット通信料も含まれるようになる。
なお、NTTドコモは、10月1日より、現在通話料無料で行なっている「料金自動案内サービス」に1通話10円の通話料を適用する。同サービスは、「157」をダイヤルし、ガイダンスに従って暗証番号を入力すると、前日までの請求額・通話料などを音声でユーザーに知らせるもの。同社では現在、利用動向の把握およびシステムの機能検証を行なっており、本格実施への移行に伴い通話料の適用を開始するとしている。
・ ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0509.html
(伊藤 大地)
2001/05/09 18:18
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