ジー・モードは、人気の書籍「B型自分の説明書」シリーズのケータイ版を配信すると発表した。また、携帯向けの無料コミュニティサービス「わいわいサービス」も開始した。「わいわいサービス」はゲームコンテンツを中心に手がけてきた同社が展開する複合コミュニティサイトで、サイト・コンテンツの利用料ともに無料なのも特徴。ゲームのようなエンターテインメント性を採り入れたものからメッセージ主体のサービスまで、さまざまなサイトが用意される。都内では記者向けにタレントも登場した発表会が開催され、事業戦略や各サービスが解説された。
「B型自分の説明書」は、血液型別の設問に答えると自分の性格や知らなかった一面が発見できるというもの。18日よりプロモーションが開始され、30日に正式サービスが開始される。結果はメールで友人に送ることもできる。ニンテンドーDS向けソフトもガンホーから発売される予定で、同ソフトと連携したプロモーションも行われる。
「わいわいサービス」は、コミュニティサービスを中心に一般サイトとして提供される無料のポータルサイト。18日には、言語理解テクノロジーやGPSを使った“ゆるふわ”コミュニティサイト「FooDIAN.NET」（フーディアンドットネット）、言いたいことや質問を気軽に書き込める「TALKEY」（トーキィー）、検定タイプのコンテンツで4500問以上が用意され、問題の正否にかかわらず微妙なうんちくが学べる「ちなみに～検定」、ユーザーや友達を説明書風に楽しむ「みんなで説明書」の4つの提供が開始された。また、2009年1月には4コマコミックサイト「すぐまん」、ジー・モードならではのさまざまなゲームを配信するサイトが追加される。
また、「わいわいゴキゲンサポーター☆」としてタレントやモデルがプロモーション活動を行い、2009年1月に提供予定のゲームサイトでは喜屋武ちあきが登場してPRを行う予定となっている。
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ジー・モード カジュアルコミュニケーション事業本部の桑原 敏道氏
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18日に都内で開催された発表会では、ジー・モード カジュアルコミュニケーション事業本部の桑原 敏道氏が登壇し、同社の事業戦略を解説した。桑原氏は、同社の今後の戦略として「+CCE戦略」を掲げる。これはカジュアル、コミュニケーション、エンターテインメントの3つの要素に注力したカジュアルユーザー向けの戦略で、ゲームコンテンツに注力してきた同社のエンターテインメントに対する強みを生かしながら、コミュニティサービスにまで範囲を拡大し事業を展開していくという。
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+CCE戦略について
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エンターテインメントを軸に展開
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カジュアルコミュニケーション事業第2部の山内 裕也氏
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「わいわいサービス」を担当する同社 カジュアルコミュニケーション事業第2部の山内 裕也氏は、「大きなコンセプトは、サイトもコンテンツも無料だということ」とアピールし、一般サイトで無料サービスとして提供することを強調。ゲームで培ったノウハウをもとに、エンターテインメントに軸足を置きながらもコミュニティサービスを順次展開していく姿勢を示した。
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こちらは2009年1月登場予定の4コママンガサイト
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ジー・モード得意のゲームジャンルも
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サイトをPRするタレントやモデルも
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■ レッド吉田やにしおかすみこ、喜屋武ちあきが体験
喜屋武ちあきは、「わいわいゴキゲンサポーター☆」としてゲームサイトのサポーターに任命され、ステージに登場。自他共に認めるパソコンのヘビーユーザーである彼女だが、「ジー・モードのゲームは遊びやすい」と太鼓判を押し、「携帯を変えるとすぐに遊ぶのがテトリス」と携帯向けコンテンツもしっかりと遊んでいる様子を披露していた。
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「わいわいサービス」ディレクターの堀川 靖史氏（右）と登場した喜屋武ちあき（左）
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ステージにはレッド吉田、にしおかすみこ、Wエンジンのチャンカワイ、えとう窓口も登場
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ステージではさらに、「わいわいサービス」の「みんなで説明書」などを体験すべくTIMのレッド吉田、にしおかすみこ、Wエンジンのチャンカワイ、えとう窓口も加わり、にぎやかに体験イベントが行われた。他人が書き込んだ説明書ということで各人は少しハラハラしたような面持ちで望んでいたが、レッド吉田は「子どもたちの名前はブルーとか呼んでいる」という説明に「ブルーとか呼んでないし！」とさっそく抗議。「家族で野球チームが夢」という記述には「かみさんに勘弁してくれって言われた」と明かした。
にしおかすみこは「そろそろ女王様はいやだ」の説明を見て「最初からいやだったんですけど」とぶっちゃけ、ボンテージの衣装は臭いがきつくなってしまったことから3着も買う羽目になり、50万円以上かかったというエピソードも飛び出した。喜屋武ちあきは冒頭の「しょこたんをライバル視」の説明に「ベジータは誰のものかって争うことはあります」と2次元トークで争っていると解説。「休みの日は家からでない」と書かれていることについては「出る必要が無い」と肯定。「1日5時間以上パソコンでネットをやらないと気が済まないですね」とヘビーユーザーぶりを見せていた。Wエンジンのチャンワカイは「実はもてると思っている」などの厳しい指摘をなんとかやり過ごしていたが、「地味だからサッカーとかやっとけば良かったと思ってる」との説明に「これ、友達にしか言ってないことなのに！」と驚きを隠せない様子。えとう窓口はいきなり、にしおかすみこから「昔口説かれたことがある」と暴露されると、相方のチャンカワイからも「昔の彼女に似ているらしい」とさらに追い打ちが。一方で、高校の社会科の教員免許を持っていたり、地図好きが講じて全世界の国の首都を暗記していることなどの意外な一面も明にされていた。
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出てくるなり持ちネタを披露
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にしおかすみこの説明書。「意外とかわいいねと言われる」のあたりを必死にアピールしていた
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しょこたんとの確執が問われた喜屋武ちあきの説明書。「しょこっち」と呼ぶなど実際は仲がいい様子
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ジー・モード 代表取締役社長の宮地 武氏
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ステージ上のイベントが終わると、ジー・モード 代表取締役社長の宮地 武氏が登壇。「今後はコミュニケーションを志向し、家でも楽しめるものになる。コラボレーションなどを含めて、サービスの質を向上させていく。世の中にない、新しいサービスを考えていきたい」と締めくくり、コミュニケーションサービスへの意気込みを明らかにした。
■ ＵＲＬ
「B型自分の説明書」ニュースリリース（PDF形式）
http://www.c-direct.ne.jp/public/japanese/uj/pdf/10102333/20081218164932.pdf
「わいわいサービス」ニュースリリース（PDF形式）
http://www.c-direct.ne.jp/public/japanese/uj/pdf/10102333/20081218164950.pdf
（太田 亮三）
2008/12/18 18:31
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