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KDDIとナビタイム、神戸でナビサービスの実験

 KDDI、KDDI研究所、ナビタイムジャパンの3社は、国土交通省近畿地方整備局と神戸市保険福祉局が行う「神戸自立移動支援プロジェクト」の実証実験に参加する。

 国交省では、ユニバーサル社会実現に向けた活動の1つとして「自立移動支援プロジェクト」を行っている。「神戸自立移動支援プロジェクト」も活動の1つで、3社が参加する実証実験では、バリアフリーを実現しながら屋内外での移動経路を案内する。

 実験は大きく分けて2種類行われ、1つは車椅子やベビーカー向けのルート検索、もう一方では屋内外でのシームレスな音声ナビを検証する。車椅子・ベビーカー向けのルートナビでは、通る道の段差や道幅、坂道や階段、エスカレーターなどを考慮した上で案内する。検索条件としては、歩行可能な道を案内する「健常者」、道幅1.5m未満で2cm以上の段差や勾配を避けるルートを選択する「車椅子A」、道幅1.5cm未満で5cm以上の段差や勾配を避けるルートを選ぶ「車椅子B」、道幅1m未満で5段以上の階段を避ける「ベビーカー」が用意される。

 もう一方の屋内外でのシームレスな音声ナビでは、GPS衛星波とIMES信号(Indoor Message System)を受信できる携帯電話を利用する。IMESは、信号送信機を屋内に設定しておくことで、屋内でも現在地を確認できるようにする技術。実験に用いられる携帯電話は、W62SHベースの試験機で、実証実験用アプリを搭載するが、外観はW62SHと同等という。屋外ではGPSで、屋内ではIMESで現在地を確認しながらルートを案内する。

 実験は2009年2月6日~2月26日に兵庫県神戸市の三宮周辺、神戸空港周辺で行われる。屋内のナビは三宮の地下街「さんちか」、三宮駅構内(改札構内は除く)で利用できる。同プロジェクトWebサイトでモニターを募集しており、一般ユーザーでも応募できる。参加すると、実験用の端末を貸し出され、シームレスなナビや車椅子・ベビーカー向けのナビを体験できる。




URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/1217a/


(関口 聖)
2008/12/17 15:19


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