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「SR-G9001」は、ビジネス層の利用を想定した電子辞書。新機能の「PASORAMA」は、パソコンとSR-G9001をUSB経由で接続すると、パソコンからSR-G9001内の電子辞書コンテンツを利用できるという機能。パソコン側にPASORAMA用のソフトウェアをインストールし、英単語や日本語を検索できる。辞書の内容は、コピーしてメールや文書に貼り付けられる。逆にパソコン内にある英文メールなどのテキストデータをコピーして、PASORAMAで調べることもできる。またSR-G9001内の英和辞書「ジーニアス英和大辞典」に収録されている、約6万語の音声をパソコンで聞ける。 SII製の電子辞書では、外部メモリカード「シルカカード」に電子辞書コンテンツろ収録し、電子辞書にコンテンツを追加できるようになっている。今回のPASORAMAでもシルカカード内のコンテンツを利用できる。 SR-G9001の機能としては、音声とテキストをSR-G9001にダウンロードしてテキストを見ながら音声を再生できる「テキストーク機能」をサポート。オリジナルの辞書を作成できる「ユーザー辞書」、オリジナル問題集を作れる「ドリルビューアー」も利用できる。オリジナルのユーザー辞書・ドリルの作成・取り込みは、SIIのWebサイトで配布されているソフトを利用する。
内蔵コンテンツは、広辞苑 第六版、新漢語林、ブリタニカ国際大百科事典、経済新語辞典（2007年版）、リーダーズ英和辞典、ジーニアス英和大辞典、プログレッシブ和英中辞典、オックスフォード現代英英辞典など。また「英文ビジネスレター文例大辞典」も収録されているが、同社では「国内で発売されている電子辞書で同コンテンツを収録したのは初めて」としている。 閉じた状態での大きさは、140×105.5×16mm（最厚部22.8mm）、重さは約250g。ディスプレイは、640×480ドットのハイコントラストTFT白黒液晶。QWERTY配列のキーボードが用意されている。電源はリチウムイオン充電池のほか、市販の単4電池2本、ACアダプタ、USBとなる。リチウムイオン充電池のみで駆動する場合、連続表示時間は約23時間、繰り返し表示（1時間あたり5分検索、55分表示）は約20時間となる。内蔵メモリは約128MB、外部メモリとして最大2GBのSDカードが利用できる。またPASORAMA機能を利用する場合、パソコン側の対応OSはWindows 2000/XP/Vistaとなっている。 同社ではSR-G9001の発売を記念し、専用スタンドのプレゼントキャンペーンを2009年1月7日まで実施する。11月19日にオープンする専用サイトで応募を受け付け、抽選で300名にSR-G9001専用スタンドをプレゼントする。なお、同スタンドには、充電機能やUSBクレードル機能などはない。 ■ ＵＲＬ プレスリリース（SR-G9001） http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=50282 プレスリリース（キャンペーン） http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=50283 （関口 聖） 2008/11/19 12:12 | ||||||
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