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タッチパネルとQWERTYキー搭載のスマートフォン「HT-01A」
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「HT-01A」
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HTC製の「HT-01A」は、OSにWindows Mobileを採用し、タッチパネルディスプレイとQWERTY配列のフルキーボードを搭載するスマートフォン。「PRO」シリーズにラインナップされる。発売は2008年11月~12月を予定する冬モデル。
横スライドデザインでフルキーボードを搭載する。ディスプレイはタッチパネル対応で、指によるタッチでの操作にも対応している。タッチパネルは感圧式で、スタイラスも内蔵している。背面には特徴的なカットデザインが施されている。
海外でHTCが「Touch Pro」として販売している端末のドコモ版で、ドコモのSIMロックがかけられている。Touch Proをベースとした日本キャリア向け端末としては、auからは「E30HT」として、ソフトバンクからは「X05HT」として発売される。
プラットフォームはWindows Mobile 6.1 Professional Edition日本語版でスマートフォンとしての機能を持つ。標準搭載するアプリに加え、Windows Mobile向けのアプリを自由にインストール可能。
機能や仕様の面では、QWERTYキーボードとメモリカードスロットの有無、電池容量やサイズ以外は同時発表の「HT-02A」とほぼ同等。
iモードブラウザは搭載せず、iアプリや着うたなどのコンテンツサービスには対応しない。iモードメールも非対応。FOMA回線経由で自宅のパソコン内の動画や音楽、画像を利用できる「ポケットU」には対応する。パケット通信の料金プラン「Biz・ホーダイ ダブル」にも対応。ネットワークとしては7.2MbpsのFOMAハイスピード(HSDPA)をサポートし、FOMAプラスエリアにも対応する。このほか、GSMやGPS、Bluetooth(2.0+EDR)、無線LAN(IEEE802.11b/g)を搭載する。Biz・ホーダイでの接続時は、Bluetoothや無線LANは利用できなくなり、同端末をパソコンなどのモデム・ルータとして使うことはできない。
ネット接続には別途moperaなどアクセスポイントの契約が必要となる。mopera Uについては、別途契約手続きが必要だが、自動設定機能が提供される。ドコモではWindows Mobile端末向けのアプリなどを紹介するポータルを公開する予定。
ディスプレイはタッチパネル対応の2.8インチのVGA(480×640ドット)液晶。横スライドデザインで、QWERTY配列のフルキーボードを搭載している。ディスプレイ面にカーソルキー、ソフトキー、発信・切断キーがあり、スライドを閉じているとHT-02Aとほぼ同じデザインとなる。上端にはスリープ・スリープ解除が行える電源キーがある。加速度センサーも内蔵し、本体の天地方向にあわせてブラウザや写真の表示が切り替わるようになっている。
フルキーボードはQWERTY配列の5列デザイン。数字キーが独立して設けられているほか、日本語入力時に多用する「-(ハイフン)」キーも用意されている。キーボードはドーム型の立体形状となったフレームレスタイプで、親指で押し分けしやすいようになっている。
HTC独自のユーザーインターフェイス「TouchFLO 3D」を搭載している。TouchFLO 3Dは指によるタッチ操作を前提としたもので、アイコンなどが大きめにデザインされている。親指でも操作できるので、普通のケータイのように片手でもある程度の操作が行える。さらにフリック(指を払う操作)でのスクロールなどにも対応する。
TouchFLO 3DなどHTC独自のインターフェイスを搭載するのは、メニューや一部のアプリのみで、スタートメニューなどはスタイラス操作を前提としたWindows Mobile標準のものとなっている。TouchFLO 3D上に好きなアプリを割り当てるショートカットリストも用意されているため、設定時以外はTouchFLO 3DのUIだけでほとんどの操作が行える。また、無線モードのON/OFFやサウンド設定など、設定の一部もTouchFLO 3Dのメニューから行える。
文字入力はフルキーボードでも行えるが、キーボードを搭載しないHT-02A同様、指でも入力しやすい仮想テンキーも利用できる。これにより、スライドを閉じた状態でも片手で画面上のテンキーをタッチすることで、文字入力を行える。
カメラは約320万画素のCMOSカメラでオートフォーカスに対応。31万画素の内向きカメラも搭載している。外部メモリはmicroSD/HCに対応し、最大で8GBのmicroSDHCが利用できる。
ブラウザには標準のInternet Explorer Mobileに加え、Operaを標準搭載する。このほかにもNAVITIMEやYouTube、RSSリーダー、ウィルス対策ソフトなどがプリインストールされる。日本語入力はAdvanced Wnn。
大きさは約103×52×20mmで、重さは約172g。電池はHT-02Aよりも大きなものを搭載していて、連続通話は220分で連続待受は400時間となっている。カラーはブラックの1色。
■フォトギャラリー
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/081105_01_4.html
(太田 亮三, 白根 雅彦)
2008/11/05 14:20
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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