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8メガCCDカメラ、3.3型液晶のAQUOSケータイ「SH-01A」

SH-01A(Blue)

SH-01A(Blue)

 シャープ製「SH-01A」は、ディスプレイが90度回転するサイクロイドスタイルを採用したAQUOSケータイ。11月発売予定。

 カメラと映像にこだわり、サイクロイドスタイルを採用した「SH-01A」。20代後半の男女をターゲットにしたモデルで、従来のサイクロイドスタイルの端末よりもシンプルですっきりとしたデザインとなる。女性も受け入れやすいサイクロイド端末といった印象だ。

 カメラ機能は、有効画素数800万画素のCCDカメラを搭載する。CMOSよりも暗所や被写体ブレに強いとされるCCDを採用しており、画像処理エンジン「ProPix」による最大ISO2500相当の高感度撮影を実現する。最大5人までの顔検出オートフォーカスをサポートし、35mmフィルムカメラ換算で広角29mmレンズ相当のワイド撮影に対応する。

 明るさ補正や逆光補正機能が用意されるほか、「ポートレートモード」では、顔検出機能を応用して、顔検出範囲の外側をぼかして一眼レフカメラで撮影したような効果を実現している。メモリカードは、最大8GBのmicroSDカードに対応する。


 メインディスプレイ約3.3インチ、480×854ドット、1677万7216色表示のNEWモバイルASV液晶、サブディプレイは24.4×9.2mm、31セグメントLEDを搭載。外光による反射が抑えられる「リフレクトパネル」と6色カラーフィルタを使用しており、屋外でもディスプレイの視認性が良いとされている。

 ワンセグに対応し、高画質化エンジン「SVエンジン+」によって赤色や緑色の色再現性が高められているほか、最大2000:1のコントラスト比を実現している。液晶のバックライトは高演色バックライトを採用しており、深みのある色再現が可能という。通常15fpsのワンセグ映像を30fpsにするフレーム補完技術も採用する。画質は、「ノーマル」「映画」「ダイナミック」などと変更することもできる。

 Bluetooth対応で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、DUN、HFP、HSP、HID、OPP、SPPとなる。HIDは外部の入力デバイスと連携できるプロファイルで、「SH906i」と同じく、ワイヤレスキーボードで文字入力できる。このほか、音質関連機能として、Virtual 5.1ch対応のDOLBY MOBILEも利用できる。

 端末の方向キー中央にある決定キー(センターキー)は、従来の押下型のボタンとして利用できるほか、センサーキーとしても利用可能。パソコンのタッチパッドのように矢印カーソルを操作できる「光TOUCH CRUISER」の機能や、指紋センサーとして活用できる。決定キーを長押しすることで、おサイフケータイや端末のロックなどがすぐに認証/解除できる「ロックセレクション」機能が用意される。


 文字の予測変換機能として、「ケータイShoin7」を搭載する。文字入力でアルファベットを選択した場合でも、英単語や代表的なメールアドレスのドメインといった予測候補が表示されるようになる。

 また、日本語入力に関しても新機能が追加され、男性や女性といった性別や、ビジネスシーンに合わせた予測変換が可能となる。文字入力の際に表示される左下ソフトキーの「予測切替」で利用可能で、例えば、「す」と入力すると、男性や女性向け予測変換機能では「好き」が上位の変換候補が出るのに対し、ビジネス向けのモードでは「スケジュール」や「数量」などが上位にランクされる。

 なお、端末内には「AXISフォント」呼ばれる新たなフォントが採用されている。今回発表のモデルではシャープのみ対応しているが、NTTドコモとして端末への採用を推奨するもので、フォントはドコモが用意したという。今後発表されるモデルではさらに対応が拡大する予定とのこと。

 「AXISフォント」自体は、元々、デザイン誌「AXIS」(アクシス)のために制作された専用フォントとなる。視認性の良さが特徴のサンセリフ体系統の書体で、いわゆるゴシック体に近いシンプルなものだが、漢字やかなとアルファベットが混在する文章などでも視認性が高いとされている。現在では、ゲーム機などでも採用されているという。

 また、WebサイトからTrueTypeフォントをダウンロードして利用も可能となり、「AXISフォント」はプリセットされたフォント書体データという扱いになる。AXISフォントに対応した今回発表のモデルは、新たな絵文字も採用されている。通常の絵文字がAXISフォントで見ると少しデザインが異なって表示される。例えば、新幹線の絵文字は、最新型の新幹線を意識したものが表示される。デザイン上は変化するが絵文字のデータ自体は従来の絵文字と同様、これまで通りたメールのやりとりに利用できる。

 W-CDMA方式やGSM方式に対応し、下り最大7.2MbpsのHSDPA方式もサポートする。主な対応サービス・機能は、Music&Videoチャネル、ワンセグ、デコメアニメ、GPS機能、WMA形式の音楽プレーヤー機能など。ドコモの新サービスでは、iコンシェル、iウィジェット、iアプリオンラインに対応する。

 大きさは約111×50×16.6(最厚部22)mm、重さは約145g。W-CDMA時の連続待受時間は約560時間、連続通話時間は約210分。ボディカラーはBlue、Black、White、Pinkの4色。


White
White

Pink
Pink

Black
Black

■フォトギャラリー



URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/081105_01_2.html


(関口 聖, 津田 啓夢)
2008/11/05 14:10


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