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タッチパネルで操作する「タッチスタイル」、画面を90度回転させて動画やワンセグ、フルブラウザを楽しめる「シェアスタイル」、画面を180度回転させて、ストレート形状にして使う「コミュニケーションスタイル」と3つの形状で利用できるようになっている。 端末は、カメラが搭載されることもありヒンジ部がやや厚みのある形状。画面を回転させる動作は軽快で、片手で操作できる。閉じた状態から90度回転させるとサイクロイド機構のようなT字形の「シェアスタイル」になり、さらに90度回転させると、最終的にスライド型端末を開いた時のような見た目におさまる。 タッチパネル用の専用メニューが用意されており、多くの操作をタッチ操作で行える。専用メニューから遷移した先はタッチ操作用にアイコンやメニューが大型化されており、アイコンやメニュー表示はタッチ操作を認識すると色が変わるようになっている。タッチ操作で従来のメニューや一覧画面の操作は少々難しいが、タッチパネル専用メニューからたどれる機能では、タッチ操作に適したユーザーインターフェース（UI）で利用できる。写真の閲覧画面では、2本の指を使った拡大・縮小操作も行える。 また、従来のNEC製端末に搭載されているニューロポインターも引き続き搭載されている。なお、発表会の会場で展示された試作機では、iモードサイトのポータルとなるiメニューのタッチ操作には対応していなかった。サイト側の構造上の問題とのことで、同端末が発売される時期までにタッチ操作が行えるようになるかは未定。 520万画素カメラは、最大5人までの顔検出オートフォーカスに対応。検出された顔のうち、画面をタッチして最もフォーカスしたい顔を選べる。笑顔を認識して自動的にシャッターを切る「スマイルフェイスシャッター」機能も用意され、笑顔の度合いは3段階から設定できる。画面を90度傾けたシェアスタイルでは、受信メールを見ながら返信メールを作成したりできる。また、あらかじめ設定した相手との受信メール/送信メールを一覧表示でき、チャットのような形で楽しめる。このほか、絵文字の連続入力を学習する機能が用意され、次回入力時から変換候補に表示されるようになっている。音楽系の機能では、「SRS TruMedia」技術が搭載され、イヤホンを利用するとワンセグなどをバーチャル5.1chのサラウンドで楽しめる。 主な対応サービス・機能は、iコンシェル、iウィジェット、iアプリオンライン、Music&Videoチャネル、Bluetooth（A2DP/AVRCP/HFP/HSP）、ワンセグ、デコメアニメ、GPSなど。最大8GBまでのmicroSDHCカードがサポートされる。 3.2インチ、480×854ドットのワイドVGA液晶ディスプレイを装備する。連続待受時間は約570時間（GSMは290時間）、連続通話時間は約200分（GSMは約220分）、連続テレビ電話時間は約90分。大きさは113×50×17.6（最厚部約22）mm、重さは139g。ボディカラーは、Misty Lavender、Precious White、Fine Black、Passion Pinkの4色。
■ フォトギャラリー                                            ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/081105_01_2.html （関口 聖, 太田 亮三） 2008/11/05 13:59 | |||||||||||||||
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