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「X05HT」は、「Touch Diamond X04HT」と基本的なソフトウェア仕様はほぼ同一ながら、横スライド式のフルキーボードを搭載しているのが最大の特徴。そのため本体の厚さが18.05mmに増している（X04HTは厚さ11.35mm）。またX04HTが4GBの内蔵メモリを備えるのに対してX05HTは512MBと少ないが、最大32GBに対応したmicroSDHCカードスロットを搭載する点も異なる。なおHSDPA方式に対応しており、下り通信速度は最大3.6Mbps。 ハードウェアキーボードは最上段に数字キーを配列しており、他のキーと組み合わせることなく直接数値が入力できる。また「FNキー」との併用で一部設定メニューなどを呼び出すことが可能だ。なおCAPSロック、FNキー押下状況を示すインジケーターもキーボード上側に内蔵されている。 HTC製端末独自のユーザーインターフェイス「TouchFLO 3D」が採用されており、基本的な操作は指で画面に直接タッチして行う。また本体に収納されたスタイラスでもタッチ操作ができる。文字入力はハードウェアキーボードのほか、画面上のソフトウェアキーボードからも可能。携帯電話風のテンキー入力や手書き入力などから選択できる。また予測変換機能はハードウェアキーボード、ソフトウェアキーボードの種類を問わず利用できる。 メールサービスとしてはソフトバンクの携帯電話向けメール「S!メール」が利用可能。ソフトバンク同士なら電話番号MMSも送受信できる。また新絵文字もサポートする。POP3/4などPC向けメールアカウントは内蔵ソフトウェア「Outlook」から利用できる。 通信方式はW-CDMA、GSM（850/900/1800/1900MHz）に対応。ディスプレイは2.8インチVGA（480×640ドット）、6万5536色表示のタッチ式TFTカラー液晶。有効画素数320万画素のオートフォーカス対応CMOSカメラを搭載。名刺リーダー機能も利用できる。また有効画素数31万画素のサブカメラ（CMOS）も内蔵する。 IEEE802.11b/g方式の無線LANやBluetooth、GPS（メーカー独自仕様）に対応する。ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信には非対応。ブラウザはOpera Mobile 9.5がプリセットされており、PC向けWebサイトが閲覧できる。一方「Yahoo!ケータイ」などの携帯電話向けWebサイト閲覧には対応していない。アプリケーションとしてはOffice MobileやPowerPointファイル編集ソフト「ClearVue Presentation」、YouTubeアプリ、NAVITIMEなどが用意されている。 本体サイズは51×102×18.05mmで、重さが約165g。W-CDMA網接続時の連続待受時間は約460時間、連続通話時間が約120分。GSM網接続時は連続待受時間約340時間、連続通話時間約190分。ボディカラーはブラックの1色のみ。
■ フォトギャラリー                                            ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2008/20081030_10/ （津田 啓夢, 森田秀一） 2008/10/30 15:37 | ||||||
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