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ソニーはテレビやラジオで放送された曲やコマーシャルをインターネットで検索するサービス「eMarker(イーマーカー)」を開始する。10月からの正式サービス開始に先駆けて、6月下旬より8月下旬まで、モニター実験を行なう。ただし、モニターの一般公募は行なわれない。
テレビやラジオの視聴中に専用の小型端末のボタンを押すと、そのときの時刻が「eMark」として記録される。そのあと、専用端末をPCに接続すると、eMarkしたときに放送されていた曲やCMのデータを「eMarker Webサイト」で検索できるようになる。検索した曲が入っているCDをネット上で購入したり、CMの企業のホームページにアクセスし、商品の情報を見たりできる。対応するPCは現在のところ、Windows 98のみ。放送されたデータリストの作成はプランテックが、CDの販売はネオ・ウィングが担当する。
モニター試験で用いられる端末は試験用のもので、10月のサービス開始時には同様のキーホルダータイプの端末が発売される予定。価格は数千円程度になる見込み。ソニーでは将来、AV機器などにeMarker機能を搭載していくことを検討しているという。
■ URL
プレスリリース
http://www.world.sony.com/JP/News/Press/200006/00-026/
eMarkerについて
http://emarker.zet.co.jp/ad/
(白根 雅彦)
2000/06/13 15:20
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