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「W65T」は、2.8インチ、ワイドQVGA(240×400ドット)の有機ELを搭載したスライド型の東芝製CDMA 1X WIN端末。11月下旬以降の発売を予定する。
本体には方向キーを兼ねる回転式のセレクター「スピーディーコントローラー」を搭載する。これはドコモ向けの三菱電機製FOMA端末が採用していた「スピードセレクター」とほぼ同じもの。リング状の同コントローラーを回転させることで、上下カーソル操作と同じ働きになる。また、リング状の部分がカーソルキーも兼ねていて、普通のカーソルキーとして押す操作もできる。回転操作は上下カーソル以外にも、EZナビウォークでは地図の拡大縮小に、LISMO Video再生時は巻き戻し・早送りになるなど、一部のアプリでは独自の機能も割り当てられている。
スピーディーコントローラー周辺の決定キー以外の4つのキー(アプリ、アドレス帳、EZ、メール)は、ボディーと一体となったタッチセンサーとなっている。このためディスプレイの面には、スピーディーコントローラーと決定キー以外にメカニカルなキーは存在しない、フラットなデザインとなっている。タッチセンサーは静電容量式のもので、クリック感はないが、押したときにスピーディーコントローラーの枠の一部が光るようになっているほか、誤動作を防ぐために0.15秒触れないと反応しないようになっている。
本体を閉じた状態でも電話帳や履歴からの発信・着信操作が行えるほか、定型文を使ったメールの「クイック返信」機能も搭載する。一方で誤動作を防止するため、本体を閉じた状態での操作を受け付けないキーロックのための専用キーが側面に設けられている。
ワンセグ関連機能としては、東芝の液晶テレビ「レグザ」のブランド名を冠した映像チューニングエンジン「モバイル<レグザ>エンジン」を搭載する。同エンジンは液晶テレビ開発チームと共同で開発されたもので、モバイル視聴環境に合わせた輝度調整や色調補正が行われている。さらにレグザ(ZH500シリーズ)で録画し、メモリカードにダビング10で書き出されたワンセグ映像をW65Tで視聴することも可能。ただしW65T自身が録画した映像をダビング10で書き出すことはできない。
加速度センサーによる歩数計「カロリーカウンター」に対応する。ボディーカラーはアディダスのウェアと連動したものがラインナップされ、auではW65Tを「スポーツ&ビジュアルケータイ」と紹介している。
カメラは319万画素のCMOSカメラ。メールに添付できるファイル容量が2MBに拡大されている。プラットフォームに「KCP+」を採用。最新機能として、Bluetoothを使った近距離対戦ゲームに対応するが、グローバルパスポート CDMAは非サポートとなる。外部メモリはmicroSDカードで最大2GBまで対応。日本語入力システムにはATOK+APOTを採用する。21万語の電子辞書を内蔵するほか、フォントのダウンロード機能も搭載する。
主な対応サービスは、au Smart Sports、LISMO Video、au BOX、ワンセグ、ケータイ de PCメール、おサイフケータイ、EZアプリ Full Game!など。メール送信時の添付画像が最大2MBにまで拡張されている。
大きさは約50×115×17.3(最厚部19.3)mmで、重さは約126g。連続待受時間は約240時間(カロリーカウンターOFF時)、連続通話時間は約220分。ボディカラーはライブピンク、フレッシュホワイト、スプラッシーブルー、ジェットブラックの4色。
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ライブピンク
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フレッシュホワイト
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スプラッシーブルー
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ジェットブラック
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■ フォトギャラリー
■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/1027/
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(太田 亮三, 白根 雅彦)
2008/10/27 11:22
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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