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「よしもとケータイ」は、auの「フルチェンケータイ re」をベースに、千原ジュニアや宮川大輔ら“よしもと芸人”たちがアイデアを持ち寄った携帯電話。基本的な機能は「フルチェンケータイ re」となり、外装部およびメニュー画面などのソフトウェアがよしもと仕様となっている。 外装デザインは千原ジュニアが担当し、待受画面やアラーム音、着信音は宮川大輔がプロデュース、メニュー画面はケンドーコバヤシ、着信ボイスは麒麟の川島明、段ボール風デザインの外箱は麒麟の田村裕がそれぞれ担当した。また、プリセットされる動画などにはよしもとの若手芸人たちが参加した。 外装交換などを含む「フルチェン」の価格は1万3020円。このほかに携帯電話本体価格とパーツ変更手数料（525円）がかかる。パッケージ特典として、よしもと芸人たちが企画検討していく様子を収めたオリジナル番組DVDが提供される。 なお、発表会にはKDDIのコンシューマ事業統轄本部 コンテンツ・メディア本部長の雨宮俊武氏が登場した。同氏は発表会後に行った本誌の質問に対し、今後もコラボレーションケータイを展開していくことや、「フルチェンケータイ re」だけでない端末ラインナップも検討していることなどを語った。フルチェンは外装交換によるカスタマイズサービスとなるが、auショップでこれを行うことによって、外装交換しても保証の対象となるサービスが提供できるとメリットを話していた。
■ よしもと芸人のプレゼンテーション
ボディカラーはその後、“大阪名物パチパチパンチ”などで知られる島木譲二の内出血した頭をヒントに、「シマキパープル」となったが、若い女性に「島木がわからない」と言われたため、薬味などに使われるミョウガをヒントに「ミョウガパープル」に落ち着いたとのこと。若い女性も結局大人になればミョウガ好きになる、ということから「ミョウガパープル」なのだという。端末には炎のマークに似たミョウガマークがあしらわれている。 外箱をプロデュースした麒麟田村は、ケータイは機種変更してしまうためやがて使われなくなると話し、「外箱はずっと使える、本を入れたりずっと使える」と貧乏トークを展開。ほかの芸人たちから一斉につっこまれていた。 また、ケンドーコバヤシは、自身の携帯電話の利用スタイルについて、「肌身離さず持っている。たとえ身内に不幸があっても離さないぐらい」とまことしやかなエピソードを紹介。「とくにau by KDDIとなってからは離さない。最近は語尾に“by KDDI”がついてしまい、今日もここまでタクシーでby KDDI」と語っていた。 このほか、KDDIデザイニングスタジオには、千原せいじが若手芸人を率いて登場。ピース、ハイキングウォーキング、インポッシブル、はんにゃといった面々が一発ギャグを披露した。芸人動画は端末にプリセットされるほか、よしもとファンダンゴの専用サイトからダウンロードできる。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/1017/ よしもとファンダンゴ http://www.fandango.co.jp/ ■ 関連記事 ・ よしもと芸人プロデュースのフルチェンケータイ発売 （津田 啓夢） 2008/10/17 14:27 | ||||||||||||||||||
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