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カシオ計算機は、2インチで960×540ドットの解像度を実現したTFT液晶パネルを開発したと発表した。コンシューマ製品にも転用可能とするが、基本的に業務用機器向けに供給される。 今回開発されたのは、2インチで960×540ドット、精細度546ppiを実現したa-Si TFT（アモルファスシリコン薄膜トランジスタ）カラー液晶パネル。カシオ独自のHAST（Hyper Amorphous Silicon TFT）技術をベースに、設計・製造プロセスを最適化し、ドットピッチは15.5μmにまで狭められている。視野角は上下・左右とも160度で、表示色数は1677万色。 今回開発されたパネルの解像度は、フルHD（High-Definition） と呼ばれる1920×1080ドットの4分の1となるQHD（Quarter High-Definition）で、フルHD規格のコンテンツとの親和性が高いという。同社では、例えば業務用の放送機材など、より付加価値の高い製品向けに今回のパネルを供給していくとしている。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.casio.co.jp/release/2008/qhd_lcd.html （太田 亮三） 2008/09/25 17:39 | ||||||
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