|
|
NTTドコモとモルフォは、携帯電話で映像を全画面表示する際の、ノイズやちらつきを抑えた拡大技術を開発したと発表した。2009年度中の携帯電話への搭載を目指して開発中で、9月30日から開催される「CEATEC JAPAN 2008」のドコモブースで映像デモが展示される。
今回発表されたのは、ワンセグや動画コンテンツを全画面表示する際、拡大処理にともない発生するノイズやちらつきを抑え、高画質な表示を可能にする技術。ワンセグをはじめ、映像コンテンツの多くがQVGA(320×240ドット)の解像度で提供される一方、ドコモは905iシリーズ以降でVGA(640×480ドット)の解像度を持つ液晶を採用しており、全画面表示でのノイズ低減技術を開発することでより高画質な動画視聴環境を構築する考え。
本技術では、ノイズ低減技術と輪郭のシャープ化の技術が組み合わされる予定。技術的にどちらもソフトウェアで実装可能としているものの、シャープ化についてはハードウェアでの実装を検討しているという。また、技術的には静止画にも適用できるとしているほか、映像のファイル形式によらず、ワンセグやiモーション、テレビ電話など端末上での拡大処理に適用できるという。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080924_02.html
(太田 亮三)
2008/09/24 17:10
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|