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日本テレコムは、同社が保有するJ-フォン東日本、東海、西日本各社の株式の一部を英ブリティッシュ・テレコム（BT）に譲渡する契約を結んだ。 今回締結されたのは、日本テレコムからJ-フォン各社の発行済株式の５％に相当する株式の購入権利をBTに与える「コール・オプション契約」というもの。BTは３月29日から９月29日までの期間に権利を行使できる。行使額は約680億円。BTはこれまで、J-フォングループの持株会社であるジェイフォンやその親会社である日本テレコムには出資していたが、J-フォン各社については１％以上の株式を保有していなかった。 一方、トヨタは先月、同社が保有していたJ-フォン各社の全株式を日本テレコムに譲渡し、KDDIグループへの出資に一本化している。これにより３月末時点における日本テレコムによるJ-フォン各社の株式保有率は、東日本が22.71％、東海が21.52％、西日本が24.48％となり、BTはここから株式譲渡を受けることになる。 このほかにも英ボーダフォンが米AT&Tから株式譲渡を受けて４月末には日本テレコムの筆頭株主になり、J-フォン各社においてもJ-フォングループ持株会社のジェイフォン、親会社の日本テレコムについで３番目の株主となっている。 ・ ニュースリリース http://www.japan-telecom.co.jp/PRdept/news/nr010413_b.html ・ 日本テレコム http://www.japan-telecom.co.jp/ （白根 雅彦） 2001/04/16 18:10 | ||||||
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