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この夏、AV機器業界で話題になった「ダビング10」。HDDレコーダーなどで録画したテレビ番組をDVDメディアに9回までコピー、最後に1回ムーブできるという仕組みだが、9月1日に発売されたNTTドコモのシャープ製端末「SH706iw」にもこの機能が搭載されている。
従来の携帯電話のワンセグの録画機能は、本体メモリかメモリカードに一度だけに限定されていた。ワンセグで録画した番組をバックアップできる「SD-MobileImpact」のようなパソコン向けソフトも存在したが、同ソフトで行えるのはあくまでもムーブ。自分が録画した番組を友人に見せてあげたいと思った時には、その場で再生するか、メモリカードを貸してあげるかの二者択一だった。
SH706iwでは、HDDレコーダー同様にダビング10に対応し、本体メモリに録画したワンセグの番組を9回までメモリカードにコピー、最後に1回ムーブできるようになっている。ただし、本体メモリに録画できるのは約30分で、メモリの使用状況次第で録画時間はこれより短くなる。
おそらく今後はワンセグ対応の携帯電話の標準機能になっていくものと思われるが、現時点で編集部で確認できている範囲では、ダビング10に対応した携帯電話はSH706iwのみ。健康管理機能に隠れて大きく報道されることがなかったダビング10対応だが、同端末の魅力の一つと言えるだろう。
■ URL
SH706iwのワンセグ関連機能紹介(シャープ)
http://www.sharp.co.jp/products/sh706iw/text/06_comfortable.html
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(湯野 康隆)
2008/09/16 11:47
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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