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fonfunは、携帯電話向けのWebメールサービス「リモートメール」において、ハードウェアの障害により受信したメールが消失するなどの事象が発生したことを明らかにした。
リモートメールは、携帯電話から自宅や会社宛のメールなどが閲覧できるWebメールサービス。9月5日2時39分より発生したハードウェア障害によってサービスは一時停止され、5日20時に復旧した。
ただし、リモートメールで発行しているメールアドレス「リモメアドレス」宛に届いたデータについては、障害発生時までに届いていたメールが全て消失した。「リモメアドレス」のメールアドレスは最大5つまで取得可能で、1つのメールアドレスにつき100件のメールが保存できる。このほか、絵はがきメールやコンパシャメールについてもデータが消失した。
原因は、ハードウェアが複数台壊れたことによるもの。同社広報の説明によれば、ハードウェアが壊れた場合でも自動バックアップ機能が働くため、通常は大きな被害にはならないが、今回は連続して複数台が壊れてしまったために、バックアップ機能が使えなくなってしまったという。
fonfunでは、5日の障害発生時からWebサイト上で障害を告知。8日には全ユーザーにメールで障害を通知した。今後、該当機器のシステム構成の見直しにおける耐障害性向上、および、現在の機器よりも耐障害性の高いシステムの導入調査検討などを行うとしている。
同社はリモートメールのWebサイトにおいて、「大手ISPに迫るセキュリティレベルと堅牢さを備える」とアピールしていた。リモートメールの会員数は約30万人。仕事などで利用していたユーザーからは「信頼していたのに……」といった苦情も届いているという。
■ URL
システム情報
http://rmail.jp/system/2008.html
(津田 啓夢)
2008/09/09 13:05
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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