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総務省は、HSPA Evolution(HSPA+)方式の通信を可能とするため、総務省告示1299号の一部改正案を作成。10月3日まで改正案に対する意見募集を行う。
HSPA Evolution(HSPA+)は、3Gの標準化を進める団体「3GPP」が定めた通信規格の1つで、HSPA方式をさらに高速化した通信規格となる。なおHSPAは、W-CDMA方式の下り通信速度を高速化させたHSDPAと、上り通信速度を高速化させたHSUPAの総称。
総務省では今回、HSPA Evolution(HSPA+)の通信を実現するため、「平成17年総務省告示第1299号(符号分割多元接続方式携帯無線、時分割・符号分割多重方式携帯無線通信及び時分割・符号分割多元接続方式携帯無線通信を行う無線局等の無線設備の技術的条件を定める件)」の一部改正案を公表した。
パケット通信方式の技術的条件は現在、下りの通信速度を意味する基地局から陸上移動局への送信が14Mbps以下、上りを意味する陸上移動局から基地局への送信が2Mbpsと記載されている。改正案では、下りの速度を22Mbps以下、上りの速度を12Mbpsと変更された。
総務省では意見募集の結果を踏まえて、すみやかに告示を改正するとしている。
■ URL
報道資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080903_6.html
(津田 啓夢)
2008/09/03 15:15
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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