電机本舗は、Palm OS搭載機向けのメモリダイヤル編集ソフト「携帯ほいほいPalm版」の出荷を開始した。価格は9800円で、Palm OS 3.5以降に対応。「携帯ほいほいWindows版」も同梱される。
「携帯ほいほいPalm版」は、Palm OS搭載機で携帯電話のメモリダイヤルを編集できるようにするソフト。Palm OS搭載機と携帯電話を接続することで、携帯電話のメモリダイヤルの電話番号、氏名、フリガナ、グループ、シークレットをPalmから読み書きすることができる。
Palm OS搭載機と携帯電話の接続には、同梱のPDC方式携帯電話アダプタをシリアルクレードルに接続する方法以外にも、サン電子のPalm向け携帯電話アダプタ「Poche Tail」や、CLIE用のソニー純正携帯電話アダプタも利用できる。付属のシリアルケーブルは普通のWindowsパソコンとPDC方式携帯電話を接続するのにも使えるもので、Palmに接続するときは付属のオス/メス変換コネクタを利用する。
なお現在のところ、Palmから読み書きできるのは電話番号などの基本的な項目だけで、メールアドレスを含んだデータは扱えない。同社では今後、iモード機種のマルチダイヤル、メールアドレスへの対応や、PHSへの対応を予定しており、ユーザーは無料で同社のウェブサイトからバージョンアップモジュールをダウンロードできるようになる見込み。
・ 電机本舗
http://www.dnki.co.jp/
(白根 雅彦)
2001/04/09 19:54
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