ディップは、携帯・パソコン向けの求人情報サイト「はたらこねっと」で開催した、派遣スタッフの夢を応援するコンテストの授賞式を開催した。イメージキャラクターを務める女優の篠原涼子がプレゼンターとして登場し、受賞者にエールを送った。
今回開催されたのは、派遣スタッフの夢やチャレンジしたい仕事を応援する企画として、コンテストの受賞者に応援資金をプレゼントするというもの。第2回となる今回、グランプリにはチョークアーティストとしてスクールの開校・運営を目指す女性が選ばれ、特別賞・チャレンジ賞にはクリニックの開設を目指す育児中の女性が選ばれた。
同社は、2000年の10月にパソコン版の人材派遣・求人情報サイト「はたらこねっと」をスタート。2003年にはモバイル版もオープンした。同社 取締役 執行役員常務の岩田 和久氏によれば、派遣労働者数は2007年より成長率が鈍化傾向にあり、2008年に入ってもその傾向が続いているという。また、派遣会社においては、求人媒体に対してより高い費用対効果を求める傾向が高まっているとした。
同氏は携帯電話の普及などインターネットを取り巻く環境の変化にも言及し、モバイル版サイトを6月にリニューアルしたことに触れたほか、2007年と比較して携帯からの応募数が大幅に増加しているとした。
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派遣労働者数は成長率が鈍化
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モバイル版サイトからの応募は全体の約半数に上るという
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このほか、スポーツ大会への協賛や大型看板、交通広告などで大々的にプロモーションを行っていく方針が明らかにされ、同社CEOの冨田 英揮氏は「日本に名だたる大企業の仲間入りができるよう、“ゴー・メジャー”をスローガンに、メジャーを目指してまい進していきたい」と意気込みを語った。
■ 母となった篠原涼子「楽しみながら両立していきたい」
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篠原涼子
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プレゼンターとして授賞式に出席した篠原涼子は、ワーキングマザーとして特別賞を受賞した女性に対し「母親の役を演じることもあったが、とても大変。多くの人を勇気づけて欲しい」と賛辞を送った。グランプリを受賞した女性は、「チョークアートを続けてきたよかった。児童教育やリハビリなどで役立てていければ」と抱負を語った。
篠原涼子は、今回の出席で出産後初めて公の場に姿を表したことになり、母親としての立場にも注目が集まった。女優の仕事に対しては「これまでとそれほど変わらない」と継続していく意向で、「子供ができて、自分のペースだけで生活するのは難しくなるだろうが、頑張りすぎずに、楽しみながら両立していきたい」とマイペースをアピールしていた。
■ URL
ディップ
http://www.dip-net.co.jp/
「はたらこねっと」
http://www.hatarako.net/
(太田 亮三)
2008/08/28 16:03
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