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ソニー、キヤノン、コダック、日立製作所、日本ビクター、KDDI、ケンウッド、松下電器産業、ニコン、オリンパスイメージング、パイオニア、サムスン電子、セイコーエプソン、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、東芝の15社は、近接無線転送技術「TransferJet」の相互接続仕様の確立に向けたコンソーシアムを設立する。 「TransferJet」は、ソニーが1月に発表した近接無線転送技術。最大560Mbps、実効レート375Mbpsの高速データ通信が可能で、対応機器同士をかざす（3cm以内を想定）だけで通信できる直感的なインターフェースを採用する。新規に開発される専用デバイスを搭載することで利用できるようになるが、既存のテレビやパソコンでも利用できるようにするアダプタも検討されている。 発表の中では、デジタルカメラをテレビにかざすだけで静止画がテレビに映し出されたり、携帯電話をオーディオ機器にかざすだけで音楽ファイルが転送できたりといった利用イメージが紹介されている。 15社で設立されたコンソーシアムでは、相互接続仕様の確立やライセンス体系、ロゴマークの運営管理などが行われる。 KDDIでは、携帯電話と家電製品・パソコンなどが連携するようなサービスを検討中だが、具体的な製品化時期は未定としている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.transferjet.org/news/press/200807_001.html TransferJet Consortium http://www.transferjet.org/ ■ 関連記事 ・ ソニー、高速な近接無線転送技術「TransferJet」開発 （太田 亮三） 2008/07/17 15:09 | ||||||
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