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インプレスR&Dのシンクタンク部門、インターネットメディア総合研究所は、国内電子書籍市場の調査結果をまとめた。調査結果は「電子書籍ビジネス調査報告書2008」「電子コミックビジネス調査報告書2008」として7月11日より発売される。
同調査では、通信事業者や出版社、コンテンツプロバイダなど関係事業者47社に対してヒアリングを実施。またユーザーアンケートも行い、市場規模や利用動向をとりまとめた。
それによると、電子書籍の市場規模は355億円となり、前年からほぼ倍増する結果となった。このうち、携帯電話向けの電子書籍市場は283億円と推計され、前年の2.5倍に拡大するとともに、市場全体の7割を占める結果となった。同研究所では、市場拡大の要因について「各社が積極的に取り組み統たことや、取次サービスの整備による流通の円滑化、タイトル増加などが考えられる」としている。
また、利用動向については、携帯電話向け電子書籍の利用率は29.6%となった。アンケート調査で「購入したことがある」と回答した人は、2007年10月の調査時点と比べて約2倍となっている。
このほか調査報告書には、他メディアとの接触時間やケータイ小説の利用動向などについても記載されている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.impressrd.jp/news/080709/ebook_ecomic2008
(関口 聖)
2008/07/09 17:27
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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