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auの新プロジェクトを展示する「MOBILE in FOREST Exhibition」

「MOBILE in FOREST Exhibition」の会場入り口にはシカのはく製

KDDIの長島氏
 KDDIは、携帯電話をきっかけとした創造的なプロダクトやライフスタイルを提案する新プロジェクト「another work*s」の開始に伴い、7月2日~6日にかけて、同プロジェクトのアイテムやアート作品を紹介する展示会「MOBILE in FOREST Exhibition」を開催する。開催前日となる1日、展示会場が報道関係者らに一足早く公開された。

 「another work*s」は、携帯電話とインテリア、携帯電話とアートといったコラボレーションを通じて、ケータイをきっかけとしたライフスタイルを提案していくプロジェクト。今回のイベントでは、「MOBILE in FOREST Exhibition」の会場において、KDDIのコンシューマ事業統轄本部 コンシューマ商品企画本部長 長島孝志氏より、新プロジェクトの説明が行われた。

 長島氏は、auのこれまでの取り組みを紹介し、デザインに特化した端末を展開する「au design project」や、音楽サービス「LISMO」、スポーツ支援サービス「au Smart Sports」などをあげ、新プロジェクトについては、「我々は携帯電話のある生活をより豊かなものにしたいと考え、ケータイ以外のもの、というもう1つの視点から全く新しいプロジェクトを立ち上げることになった」と説明。「another work*sでは、携帯電話の関連製品や携帯電話といっしょに使って欲しいレコメンドアイテムを紹介することを通じて、ユーザーによりよいケータイライフを提案していく」と今後の方針を示した。

 また、「MOBILE in FOREST Exhibition」については、ギャラリー展示という新しい試みを行ったと話し、「新しいケータイが立ち並ぶモバイルフォレストに触れて、another work*sの方向性についても感じ取って欲しい」と語った。


CIBONEの横川氏(写真左)とnendoの佐藤氏(写真中央) 充電中の携帯電話をかけておけるコンセントプレート「socket-deer」

 another work*sの第1弾では、インテリアショップのCIBONE(シボネ)がプロデュースした作品が販売される。会場ではCIBONE代表の横川正紀氏と、プロダクトを手がけたデザインオフィスのnendoのデザイナーである佐藤オオキ氏らによるトークセッションなども行われた。

 横川氏は、6名の若手クリエイターを起用したことについて、「ケータイを身近に感じている世代といっしょにケータイの次のあり方を考えてみたかった。物作りに長けたスーパースターといっしょにやるのではなく、ケータイをよくわかっている世代がリアルに思うものを作ったら面白い、そういうキャスティングにした」と語った。また、プロダクトデザイナーだけでなく、さまざまなクリエイターを起用したのも、異なる目線を持った人をあえた集めたのだという。

 佐藤オオキ氏は、これまでの携帯電話について、端末自体のデザインに意識が向いていたと話し、「新プロジェクトでは、ライフスタイルを包括する人と空間、人と物、人と人を繋ぐ接着剤としてのデザインを展開する」と語っていた。

 このほか、報道関係者とデザイン関連の関係者らでにぎわった会場では、another work*sに参加した若手クリエイター自らが作品や商品を説明した。携帯電話関連の製品発表会とは異なり、「MOBILE in FOREST Exhibition」のプレスレビューは、活気のあるアートイベントのような盛り上がりを見せていた。


「socket-deer」のカラーバリエーション Bluetooth対応のワイヤレススピーカー「Music-cage」

MILEの手がけたイヤホンなどを束ねるストラップ LIVE FOR SWEETSの携帯電話用充電器

MicroWorksのツタをイメージした充電器 坪井浩尚氏のサイドテーブルならぬサイド小皿、携帯電話やメガネなどが置ける

冨田靖隆氏の手がけたドレスにも合う携帯ストラップ 熊谷有記氏の「きころハウスストラップ」は、木材製材所の木くずの中から作った小さな家の形をしたストラップ、ヒモの部分が家から出た煙をイメージしているという

■フォトギャラリー



URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0701/

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(津田 啓夢)
2008/07/01 22:23


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