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「Discovery 925」は、Bluetooth対応携帯電話でハンズフリー通話を可能にするヘッドセット。宝石を意識した高級感のあるデザインを取り入れ、開発コードにも「ruby」という名前を採用していたという。プラントロニクスでは、高いテクノロジーとアクセサリを融合した造語「テクノサリー」をコンセプトに開発を行なった。 ボディカラーはブラックのほか、ゴールドとセリーズ（ピンク）もラインナップ。ゴールドとセリーズは英語版パッケージとなり、8月以降に限定販売される予定。 Bluetooth ver2.0+EDRに準拠し、ヘッドセットプロファイル（HSP）およびハンズフリープロファイル（HFP）をサポートする。音声ダイヤルおよびリダイヤルに対応。耳のサイズに合わせてS/M/Lの3種類のイヤーチップが同梱される。 2つの端末を同時に待受状態にできる機能「マルチポイント・テクノロジー」を搭載し、例えば、携帯電話とパソコンを切り替えて「Discovery 925」が利用できる（ペアリングされるのはどちらか一方）。また、周囲の騒音環境に応じてクリアな音に処理する「Audio IQテクノロジー」も採用される。 連続通話時間は最大約5時間、連続待受時間はマルチポイント接続がONの状態で最大100時間、OFFの状態で最大175時間となる。重さは約8g。 このほか特徴的な新機能として、充電可能な携帯用ケースが同梱される。ケースにはニッケル水素バッテリーが搭載されており、携帯ケースを充電しておくことで、ケースに「Discovery 925」をしまうと充電が行なえる。
発表会でプレゼンテーションを行なった日本プラントロニクスの村田浩志氏は、7月11日発売という点に触れ、「是非iPhoneユーザーに使って欲しい」と語った。現在、国内アップルストアでの販売交渉を行なっているという。村田氏によれば、5月から「Discovery 925」が発売されている米国では、アップルストアでも販売されているという。ユーザー評価では5つ星の評価を得ていると説明した。 また、国内のBluetoothヘッドセット市場について村田氏は、2006年から2007年にかけて急激に成長しており、Bluetooth対応携帯電話の普及に伴って、今後もこの傾向が続くと予測している。なお、プラントロニクスは国内で3～4割のシェアを獲得しており、「Discovery 925」の販売目標は年間1万台。
■ ＵＲＬ プラントロニクス http://www.plantronics.jp/ （津田 啓夢） 2008/06/26 22:19 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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