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アイリバーは、音楽や動画機能を備えた電子辞書「D5」2モデルを、6月13日から全国販売する。オープンプライスとなるが、直販サイトの価格は2GBモデルが39,800円、4GBモデルが44,800円となっている。 「D5」は、電子辞書機能に加えて、マルチメディアプレーヤー機能や電子手帳機能なども搭載されたポータブルデバイス。「Dictionary」と「Player」を掛け合わせた「Dicple」シリーズの国内第1弾モデルとなる。 電子辞書機能には、ジーニアス英和大辞典、ジーニアス和英辞典、Oxford英英辞典、新明解国語辞典、漢字源、日経パソコン用語辞典 2008など合計33のコンテンツを収録。英語リスニング用には、ジーニアス英和大辞典にネイティブ発音も80,000語収録されている。複数の辞書から単語検索できる「見出し語一括検索」や、英語例文・成句検索、スペルチェック、漢字の部首一覧検索機能なども利用できる。 マルチメディア機能には、MP3/WMA/OGG形式の音楽データが再生可能で、サラウンド機能や9種類のプリセットイコライザ、楽曲のアルバムジャケット表示などにも対応している。語学学習用にA-B間リピート、再生速度調節なども用意されている。 また、MPEG-4形式の動画データも再生可能で、FMラジオチューナー、タイマー録音機能なども搭載する。内蔵モノラルマイクによる音声録音も可能で、フォトアルバム（JPEG/BMP/GIF）やテキストビューワーとしても活用できる。Flash Lite 2.1をサポートし、パズルゲームなどがプリセットされる。同梱のパソコン向けユーティリティソフト「iriver plus3」を介して、メールソフト「Outlook Express」のアドレス帳との同期も可能。 「D5」は、内蔵メモリ容量によって2GBモデルと4GBモデル（直販サイト限定）がラインナップされる。このうち約640MBが辞書データ、一部がシステム領域となっている。ディスプレイは約3インチ、480×272ドット、26万色表示のTFT液晶を搭載。パソコンとのデータ転送などにはUSB2.0ケーブルを使う。対応するOSはWindows 2000/XP/Vistaで、Vistaは32bitのみをサポートする。 内蔵型のリチウムポリマー電池で駆動し、音楽の連続再生は約16時間、動画は約4時間、電子辞書の待機時間は11時間となっている。大きさは95.5×15×70mmで、重さは約133g。ボディカラーは2GBモデル、4GBモデルのいずれもブラック、ホワイト、ピンクの3色展開となる。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.iriver.co.jp/company/press.php?article=329&cUrrent_pAge= （津田 啓夢） 2008/06/06 17:23 | ||||||
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