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スタンダード機能に絞ったストレート型モデル「W63K」

 京セラ製のCDMA 1X WIN端末「W63K」は、「W62K」と同様に基本機能の使い勝手を重視し、薄型に仕上げられたストレート型の端末。高機能なハイエンドモデルの携帯は必要ないが、高齢者向けをうたう簡単ケータイの購入には抵抗感のある、40代以上の男性ビジネスマンが対象の製品だ。

 「W63K」は、薄さ10.8mmで幅47mmというスリムなボディを実現したストレート型の端末。誤操作を防止するロックキーを端末側面に装備する。

 キーはフレームレスキーで大きくしながら、凹凸をかなり大胆につけることで押しやすさに配慮。2.7インチのワイドQVGA液晶に加え、「でか文字」「ワンタッチ文字サイズ切替」機能なども用意されている。文字入力機能には、季節や時節に配慮した変換候補が表示される「iWnn」が用意されている。

 見やすさ、使いやすさに配慮した作りとシンプルな機能ながら、本体カラーにはワインレッド、マジェスティックブラック、シャイニーゴールドの3色と、ビジネスマンが持っていても違和感のないカラーバリエーションを用意。デザイン性も損なわず、発表会では「スマートセレブケータイ」という呼び名で紹介された。

 主な機能として、着うた、「EZナビウォーク」「EZケータイアレンジ」「EZニュースフラッシュ」「デコレーションメール」「災害時ナビ」などに対応。日々の体重管理や問診形式の健康チェックが行える、「ケータイ! 健康録」や「フェイク着信」機能も搭載している。

 メインディスプレイは約2.7インチ、240×400ドット(QVGA)のIPS液晶。カメラは131万画素カメラを搭載し、microSDカードが利用できる。

 連続待受時間は約340時間、連続通話時間は約250分。大きさは約47×135×10.8mm(最厚部12.4mm)で、重さは約92g。


■フォトギャラリー



URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0603/index.html

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(太田 亮三, 麻生 ちはや)
2008/06/03 11:40


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