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ACCESS、Web技術を使ったウィジェット開発キットを紹介

Widgets Managerでダウンロードを行ない、Widgets Playerで実行する

Widgets Managerでダウンロードを行ない、Widgets Playerで実行する

3種類の表示モード

3種類の表示モード
 29日に開催された携帯電話・PHS向けコンテンツプロバイダの業界団体「モバイル・コンテンツ・フォーラム」(MCF)によるセミナーでは、ACCESS社長室担当マネージャーの清水 郷太氏から、同社新製品の「NetFront Browser Widgets」が紹介された。

 「NetFront Browser Widgets」は、携帯電話やデジタル家電での利用を想定したウィジェット(ガジェット)開発キット。ウィジェットは、パソコンなどのデスクトップ上から手軽に利用できるミニツールで、電卓やスケジュール管理、気象情報などのアプリケーションが存在する。

 今回紹介された「NetFront Browser Widgets」は、組込向けブラウザ「NetFront」のエンジンを利用する。NetFrontを搭載していない製品でも利用可能だが、NetFront搭載機であれば、そのエンジンをNetFront Browser Widgetsでも利用できる。

 仕様面では、HTMLやCSS、JavaScriptなどを用いており、Webサービスを構築できる技術力があれば、そのままウィジェット開発が可能となる。W3Cで策定中のウィジェット関連の仕様も、現在はドラフト段階ではあるが取り入れているという。

 端末本体に実装されている機能のAPIとWebサービスのAPIを組み合わせたウィジェットの開発もできる。ウィジェットのダウンロード時に証明書を添付する仕組みも用意されており、証明書の有無や内容によっては、アドレス帳やGPSなど、ハード側の機能をウィジェットから利用できないよう制限することもできる。この仕組みを利用すれば、WebサービスのAPIで地図画像を取得し、携帯電話のGPS機能で位置情報を取得するウィジェットや、携帯電話のカメラで撮影するとWeb上のアルバムサービスにアップロードできるウィジェットも実現できるという。

 同社では、6月中旬にも専用サイトをプレオープンし、8月ごろに正式オープンする考え。サンプルのウィジェットを用意するほか、Windows Mobile向けの「NetFront Browser Widgets」を提供する。まずはスマートフォン向けということになるが、清水氏は「携帯向けのアプローチも進めている。年内には、Windows Mobile以外にも出てくるだろう。NetFront Browser Widgetsはモバイルプラットフォーム向け製品で、コンテンツプロバイダの皆さんにも参加して欲しい」と語っていた。



URL
  ACCESS
  http://jp.access-company.com/
  セミナー開催案内
  http://www.mcf.to/seminar_application_form/20080529.htm


(関口 聖)
2008/05/29 20:01


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