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World Wide Web Consortium(W3C)、マサチューセッツ工科大学(MIT)計算機科学人工知能研究所、欧州情報処理数学研究コンソーシアム、慶應技術大学SFC研究所は、情報格差の是正に役立つ携帯機器を検討する部会への参加組織の募集を開始した。
GSMA(GSM Association)やITUの調査によれば、2007年末時点での携帯電話利用者は世界で30億人を超えている。W3Cでは「農村地域での行政や医療、ビジネスなどの基盤として携帯電話の可能性を示している。一方、各地域向けコンテンツやアプリケーション開発の促進という課題が残っている」と指摘する。
新たに発足する部会は、情報格差を是正するための携帯機器や関連技術について検討し、今後の方針を提案していく。そのために今回、検討部会への参加者募集が開始された。特に実地経験などがあるNGO関係者や開発途上地域からの学術研究者などの参加を求めている。
■ URL
W3C プレスリリース
http://www.w3.org/2008/05/mw4dig-pressrelease
(関口 聖)
2008/05/28 12:03
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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