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906iシリーズ/706iシリーズの発表にあわせ、既存サービスのうち、「地図アプリ」がバージョンアップする。
バージョンアップにより、メニュー表示などが905iまでのバージョンから改善されるほか、新たに「災害用メニュー」が追加される。災害用メニューからは災害用伝言板にアクセスできるほか、「災害用地図」というアプリにアクセスできる。
「災害用地図アプリ」は、大規模災害時に備えて、基地局と通信できない、つまり圏外の状態でも利用できるように設計されているアプリとなる。仕組みの上では、地図アプリ本体とは別のアプリとなるが、端末のiアプリ一覧からは起動できず、利用するには「地図アプリ」本体の「災害用メニュー」からアクセスすることになる。
通信不可の状態でも地図を閲覧できるよう、事前にエリアを指定して、該当地域の地図データをダウンロードしておく形になる。地図データはスクラッチパッドに最大1MBまで保存される。およそ30×30kmという範囲の地図を一挙にダウンロードできるようになっているが、通常用いる地図データと比べると災害時に不要と思われるデータは省かれており、ランドマークや避難所などのデータのみ利用できる。F906iなど富士通製のGPS対応機種では圏外でも現在地測位が可能だが、他の機種では通信できなければ測位できない。そのような状況でも、おおよその位置を示せるように「災害用地図アプリ」では、交差店名で地図を検索できるようになっている。
対応機種は906iシリーズと706iシリーズ。ただしNM706iとL706ieは非対応。地図アプリは90日間無料で、それ以降は有料となるが、災害用地図アプリは無料で利用できる。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080527_00.html#p04
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(関口 聖)
2008/05/28 00:12
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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