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N706ie
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「N706ie」は、ワンタッチオープン機構を採用したNEC製折りたたみ型FOMA端末。706iシリーズの中でも使いやすさ(easy)や楽しさ(enjoy)を追求したモデルということで、型番の末尾に「e」が付けられている。発売時期は8月から9月の予定。
使いやすさに配慮したモデルで、メニュー画面は大きめ文字が表示可能な「拡大もじ」に対応。「メニュー項目全階層での拡大もじ」が可能なため、階層の深い部分やポップアップメッセージも大きな文字で閲覧できるという。また画面上部に表示される電波状況や充電状況のアイコン、画面下部のソフトウェアキー表示も大型化した。
メニュー項目の配置については見直しが行なわれたた。これまでは着信メロディーの変更などを「音」などに関するメニューから選んでいたが、N706ieでは「電話」からも選択できるなど、各機能へのアクセス性が上がっているという。
テンキーなどのボタン類にはシートキーを採用するが、キートップ部分にへこみを設けたり、キー配置間隔を調整することで押しやすさを追求した。このほか、受話音量を調節する「ハイパークリアボイス」に対応する。
背面のサブディスプレイも見やすさを重視しており、約1.6インチ、96×84ピクセル表示のモノクロ液晶を採用した。サブディスプレイとしては大型で、設定によっては時計などの表示を常時行なえるため、時刻を確認する場合などに本体側面ボタンなどを押す必要がなく、便利という。メインディスプレイは約3.0インチ、フルワイドQVGA(240×427ピクセル)、262,144色表示のTFT液晶。
連続待受時間(静止時)は約650時間と、2008年5月時点でのFOMA端末としては最長。省電力設計の改善に加え、同時発表のN706iと比較して約13%大容量のバッテリーを採用したことで実現したという。連続通話時間約240分も、906i/706iシリーズ通じての最長となっている。
また、これまではパナソニック製端末でおなじみだった「ワンタッチオープン」機構がNEC製の本モデルでも採用されており、ヒンジ部側面のボタンを押すことだけで簡単に端末を開くことができる。機構の搭載にあたってはパナソニックからライセンスを取得しており、具体的な実装作業はNEC側で行なったという。
3軸加速度センサー搭載によって歩数計機能「ウォーキングカウンター」も利用可能。基本的にバックグラウンドで動作するため、カウントをスタートさせた状態であれば通話やメールを利用中でも基本的に計測可能だ。背面サブディスプレイに歩数を表示させることもできる。
カメラは約200万画素CMOSタイプ。テレビ電話などに利用する30万画素CMOSカメラもメインディスプレ側に内蔵する。microSDカードは2GBまで利用可能。このほかFOMAハイスピード、ワンセグ、おサイフケータイをサポートする。なお新サービスの「デコメアニメ」には非対応。GPS未搭載だが、災害時地図アプリには対応する。
大きさは105×49×16.6mm、重さは約115g。ボディカラーはChianti Red、Truffle Brown、Shell Whiteの3色。
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Chianti Red
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Truffle Brown
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Shell White
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■フォトギャラリー
■ URL
製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/706i/n706ie/
製品情報(NEC)
http://www.n-keitai.com/n706ie/
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080527_00.html
(関口 聖, 森田秀一)
2008/05/27 15:49
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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