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富士通は、組込機器向けのソフトウェア「Inspirium」シリーズ強化として、電子辞書検索ソフトなど4製品を発表した。5月14日より出荷される。 「Inspirium」シリーズは、組込機器向けのソフトウェア。ラインナップの1つであるBMLブラウザ（ワンセグのデータ放送用ブラウザ）は、富士通製のF905iなどに採用されている。今回の発表を受け、自社開発の圧縮検索技術を採用してコンテンツのファイルサイズを小さくできる電子辞書検索エンジン「Inspirium 辞書検索ライブラリ V1.0」や、ネット家電開発向けの「Inspirium HomeNetworkライブラリ for ネットTV」が新たに提供されることになった。 またユーザーインターフェイス（UI）関連ソフトとして、UI開発用の「Inspirium UIマネージャー V2.0」では新たにエイチアイ提供の3Dエンジンを使用したUI作成が可能となった。また、家電機器や事務機器向けの表示パネル用GUI開発ライブラリ「Inspirium UIライブラリ V2.0」では、GUIアプリ完成後の検証工数を削減できるように、GUIの動きを記録し再現するテストツールが提供されることになった。 これら4製品の動作環境は、Linux、Windows、μITRONなど。価格は個別見積もりとなる。同社では今後3年間で60億円の販売を目指す。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/05/9.html （関口 聖） 2008/05/09 14:18 | ||||||
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