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KDDIは、京セラ製(旧三洋製)のW61SAと、東芝製「W61T」の2機種に複数の不具合があることを明らかにした。同社では、ソフトウェア更新サービス「ケータイアップデート」の提供を開始している。
今回明らかにされた事象は全部で4種類。そのうち着うたフルに関する事象と、フリーズになる事象は両機種で発生する。着うたフル関連の事象では、「オーディオ機器連携」対応の着うたフルをダウンロードしている最中に、音声着信や電池残量の低下などの理由でダウンロードが中断した場合、その後再びダウンロードしようとすると「オーディオ機器連携」の連携機能が利用できない場合がある。ダウンロード再開ではなく、あらためてダウンロードすれば本事象は発生しない。また、ユーザーの操作でダウンロードを中断した場合も発生しない。不具合が発生した場合、連係機能は利用できないが、通常の着うたフルとして再生することはできる。
フリーズする事象は、PCサイトビューアーやEZwebでブラウジングしている最中に発生する場合がある。キー操作を受け付けないフリーズ状態になるだけではなく、電源がリセットすることもある。
またW61SAのみに発生する事象は、スケジュールデータを削除しようとした場合、アラーム設定がONであればキー操作を受け付けない状態になる場合があるというもの。
W61Tのみ発生する事象もあり、こちらではアドレス帳操作中に電源がリセットする場合がある。
これらの事象は、5月1日付けの発表で、「W54S」「W54SA」「W56T」でも発生の可能性があると案内されている。KDDIでは「原因はKCP+に関連するトラブル。1週間後にW61SAとW61Tに対して発表したのは、ケータイアップデートの混雑を整理するため。またKCP+を採用するW61Sは、対応が発売に間に合ったため、ケータイアップデートの対象外となっている」と説明している。
■ URL
ケータイアップデートのお知らせ
http://www.au.kddi.com/seihin/information/detail/au_info_20080509.html
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・ auのW62S/W54S/W54SA/W56Tに不具合、ソフト更新開始
(関口 聖)
2008/05/09 11:54
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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