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名刺を撮影してデータベースに、携帯から確認できるASP

 パナソニックネットワークサービシズは、カメラ付き携帯電話で撮影した名刺をデータベースに登録し、いつでもどこでも携帯電話から閲覧・共有できるASP型サービス「写名刺」の提供を開始した。

 「写名刺」は、名刺を撮影してデータベースに登録しておき、携帯電話やパソコンから閲覧できるようにするASP型サービス。携帯電話本体には名刺データが保存されないため、情報漏洩を防止できる。法人営業部門が主なユーザーと想定されている。名刺情報の登録はiアプリ/S!アプリとして提供される専用アプリを使って撮影する。撮影された画像は、サーバー側のOCR機能で読み取られ、アドレス帳データとして記録される。

 OCR機能では、VGA(640×480)サイズ以上のJPEG画像に対応し、45度以内の傾きを補正できる。認識できる文字列は、ひらがなやカタカナ、第1水準漢字と第2水準漢字、アルファベット、数字など。対応フォントは明朝体やゴシック体、正楷書体などとなる。認識できる範囲は、会社名や社名の読み仮名、所属部署、役職、氏名、住所、ビル名、電話番号など。画像は対象外となる。登録できる件数は、1ユーザーあたり1,000件まで。

 登録したデータについては、氏名や会社名、登録日、フリーワードなどで検索できるほか、名刺情報の編集や削除、公開範囲の設定(共有設定)が可能となっている。

 携帯電話から閲覧する場合は、QVGA(240×320ドット)サイズ以上のディスプレイを搭載している必要がある。名刺読取アプリは、iアプリとS!アプリだけだが、閲覧はEZwebからも可能。またパソコンの対応OSはWindows XP/Vistaとなる。同社では、「情報セキュリティ意識が高まる中、個人情報である名刺をセキュアに管理・共有できるアプリケーションを提供する」としている。

 契約期間は3カ月以上で、料金はユーザー数によって異なる。100人以下の場合は1ユーザーあたり月額945円、500人以下の場合は月額840円、1,000人以下の場合は月額735円となる。また初期費用として105,000円かかる。




URL
  ニュースリリース
  http://panasonic.co.jp/pns/news/080508.html
  サービス案内
  https://www.shameishi.jp/


(関口 聖)
2008/05/08 11:49


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