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「X03HT」は、OSにWindows Mobile 6 Standard Editionを搭載し、テンキーとQWERTYキー、200万画素のCMOSカメラを備えたWindows Mobileケータイ。最大8GBのmicroSDHCカードをサポートし、無線LAN、Bluetooth、国際ローミングが利用できる。ボディカラーは「ホワイト」「レッド」「ブラック」の3色展開。レッドとブラックの2色については4月25日からの発売が決定している。 タッチ&トライでは「レッド」と「ブラック」の2色が用意され、ホワイトはケース内に展示されるのみとなった。ホワイトの発売が遅れる理由ついて、HTC Nipponの川内氏から「発色に関する調整の都合から」との説明がなされた。
同氏は4月1日より施行された新しい料金体系にも言及。「頭金一括払いに変更され、負担が大きく感じるかもしれないが、24カ月利用することで26,400円差し引かれ、実質負担額は24,000円になる」とした。さらにクレジットカード以外の支払い方法が可能になった点、パケットし放題の値下げなども紹介した。 HTC Nipponの川内氏は「3Gで、QWERTYキーボードとテンキーによる2WAY方式は当社初であり、携帯電話としての操作性を重視した」として、メーカーとしての立場から端末の特徴を解説。「X03HT」は、これまで発売した「X01HT」や「X02HT」と比べ、より携帯電話に近く、エンターテインメントに近いため、スマートフォンの入門機種的な位置づけであるという。 「HTCオリジナルホーム画面」や日本語・英語の予測変換機能、インクリメンタルサーチの搭載などにも触れたほか、「マナーモードボタン」の配置、メモリ容量の拡張（64MB/128MB → 128MB/256MB）、カラーバリエーションの展開が、日本向けのカスタマイズであるとも明かした。 利用可能なアプリケーションについて、Kzou氏は「X02HTで動くものは、ほぼ確実に動く」としながら「X02HTは横画面固定だったため、X03HTの縦画面で使用すると、ダイアログボックスがはみ出すといった問題が起こりうる」と注意を促した。 システムが標準でサポートしていないコピー＆ペーストは、ユーティリティソフト「EasyClip」を導入することで実現可能になる。また、アドレス管理ソフト「QDz」を導入すると、登録済みの電話番号を“+81-90-0000-0000”といったスタイルに変換してくれるため、海外からの発信が多い人には便利だという。 WindowsケータイFAN主催の内覧会は今回で7回目となるが、これまでは広い会場が多く、質問したくても躊躇してしまうブロガーの姿も見られた。このため、今回は小規模な会場で開発側の技術者をより身近に感じてもらい、積極的に質問をぶつけられるようにしたいとの狙いがあるという。 主催者側の狙い通り、質疑応答では「ストラップはつくのか？」「動画のサイズが小さいのでは？」「クレードルはつかないのか？」など、積極的な質問が次々と寄せられた。中には「友達に聞かれても、料金の話になったとたんに諦められてしまう」など、料金体系に関する厳しい意見も見られた。この日寄せられた声はフィードバックされ、今後の開発に活かされる。
■ ＵＲＬ WindowsケータイFAN http://windows-keitai.com/ HTC Nippon http://www.htc.com/jp/ ■ 関連記事 ・ ソフトバンク、「X02NK」「X03HT」を25日発売 ・ コンパクトボディのWindowsケータイ「X03HT」 （すずまり） 2008/04/24 12:46 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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