KDDIは、2007年度の通期業績予想について、これまでの予想から増収減益となる修正報告を行なった。
2007年通期の連結業績予想は、売上高が3兆5,800億円から3兆5,960億円に修正され、160億円の増額。一方、営業利益は4,140億円から4,000億円、経常利益は4,200億円から4,060億円に修正され、140億円の減額となった。このため、純利益も220億円から216億円へ、4億円減額された。
KDDIでは、修正した理由を「auの累計契約者数が前回公表時の3,000万契約から、3,010万契約に上回ったことによる販売コストの増加等によるもの」としている。KDDI広報部によれば、10万契約を獲得するための販売奨励金として、140億円が余計にかかったのではなく、奨励金や商戦期の販促費なども含めた数値が営業利益の140億円減額につながったと説明している。
■ URL
ニュースリリース(PDF形式)
http://www.kddi.com/corporate/ir/news/2008/pdf/press_080411.pdf
(津田 啓夢)
2008/04/11 19:31
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